廊下に横になってから

しばらくして無事に出て便秘解消した母



廊下に漂う匂いに

"これ私が掃除するのよね(笑)"

そう思いながらも

これで母の具合が良くなると思い

ホッとしていた



父が認知症になって介護してた時

シモの世話してたから慣れてるし

そんなん何ともない私は笑っていた



しかし…



自分で後始末するという母に

濡れタオルとトイレットペーパーを渡した時

ふと目に入った母の尻のあたりが

真っ赤だったのです



えっ?出血してる?



お尻を自分でふいた母も

血だらけの状態に驚いている



それでも【何かの都合かも】という

良く分からない現実逃避の思考になり

母も私も淡々と後始末をして

母はトイレの前にある寝室に這っていき

横になった



『お腹が痛い…病院に行きたい…』



血の気がひいた真っ白な顔の母が言う



これはもう只事ではない!



『うんこ漏れちゃう』



そう言いながら

ティッシュで尻を拭くと血がついていた



【我慢できずに勝手に尻から出るのが血】



こんなん明らかに変!



彼の車に乗せて主治医がいる病院に行くか

救急車を呼ぶか…の二択である



ひとまず

主治医がいる巨大な総合病院へ

電話をかけたものの

連休明けで忙しいのか全く繋がらない



そうこうしてるうちに

母がグッタリしてきたから

"もう待ってられん!"で119番



電話に出た方に母の症状を話し

出来れば主治医がいる病院に

搬送して欲しい事も話した



心臓弁膜症の手術して入院した病院なら

データも全てあるから

どうしても そこに搬送して欲しかった



病院が大混雑していて

【受け入れ不可】なら仕方ないけど

希望は丁寧に伝えておいたのです



彼には

心臓の時に入院した病院へ

車で先に行っておいてもらう事にしました



【もし病院が違うところになったら

連絡する】って事で…



救急車が到着して

救急隊員が母を運び

私も一緒に救急車に乗り込んだ



乗り込む前に

血がついたトイレットペーパーなども見せ

細かな経緯を話し

主治医がいる病院が希望だと言う事や

心臓弁膜症になって手術した事も

しっかり話したのです



『それなら搬送する病院は

そこがベストですね!』



しかし

救急隊員の方が受け入れ可能か

聞いてくださろうとしても繋がらない



『混雑してるみたいですね…

ちょっと待ってくださいね!

またかけますから!』



救急隊員の方が3回目にかけた時

やっと病院に連絡がついて

【受け入れ可能】って事になったので

ものすごくホッとした



彼にも向かう事をLINEして

母を乗せた救急車は

無事に主治医がいる病院へ向かって

走り出したのです



この時

午後2時16分



ここから長い1日が始まるのです



【★その3★】に続く



では また次のブログで お会いしましょう

ヾ(´ー`)



↓ちなみにコレは母が描いた絵


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