12月15日(金曜日)に
手術前の説明と
書類への署名などがあったから
執刀医と話したんだけど
"医学の進歩はスゴイ"と
改めて思ったのです


母が受ける手術【TAVI】は
2002年にヨーロッパから始まり
日本では2013年に保健適応になった
…という未だ新しい治療なの


それまで
【大動脈弁狭窄症(心臓弁膜症)】は
開胸手術しか方法がなくて
【メスを入れ胸を開き
心臓を一時的に停止させて
剥き出しにして弁膜を取り替える】
↑この手術だった


当然ながら高齢者にはハイリスク


執刀を拒否する医師も割と居たようで…
それくらいハイリスクだったそうです


母の執刀医がインターンの頃は
まだTAVIが普及してなくて
『手術が出来ないから
何回も同じ方が
心不全で運ばれてくるんですよ…
何度も辛い思いをしました』
そう話してくれた


母が受ける施術【TAVI】は
足の付け根から管を通して道筋を作り
ものすごく小さく折り畳んだ
弁膜が入った風船を
ワイヤーの先に取り付け
それを管の中に入れて心臓まで運び
弁膜を取り付ける箇所にきたら
風船を膨らませて弁膜を装着


今ある弁膜は取り出さずに装着して
あとは風船とワイヤーを抜く
……という感じの手順で行い
2時間くらいの手術だそうです


まだ新しい方法なので
データがあまり無いらしいんだけど
手術中に死亡する確率は1%


今ある弁膜は取り出さないから
何かの拍子に弁膜が飛んで
脳梗塞になってしまう確率は3%


術後に感染症になってしまったり
不整脈が出てしまい
ペースメーカーを入れなければ
ならなくなる可能性や
足の付け根に血液のコブが出来て
新たな治療をする事になる可能性も数%


こういうリスクがある…って説明も
キチンと話してくれました


当然リスクはあるけど
手術せず放置したままの場合
5年後の生存率かなり低いし
心不全を繰り返したりする事を考えたら
TAVIによるリスクの確率の方が
遥かに低いのです


明日18日が手術なんだけど
朝から手術室に入って準備
それから手術をして
終わったら集中治療室へ直行


首から何本か管を通して
胃のあたりから
心臓を監視するんだそうです


順調にいけば
翌日の火曜日には
集中治療室から一般の病室に戻って
23日には退院できるらしいの


メスを入れない分
退院も早いんだよね


入院の日は
"この世の終わり"みたいな
悲壮感ただよう顔をしてた母だけど
日が経つにつれて
どんどん落ち着いた顔つきになって
今日は穏やかな顔してたなぁ


術後は足の付け根が腫れて
痛みもあるから
足が動かせなくなるようだけど
1日だけの辛抱だから
母なら頑張ってくれるはず


私はというと…


母がしていたように
毎朝キチンと仏壇に水と茶を供え
ロウソクと線香を灯しながら
手を合わせてるんだけど
その時に
『お母さんに万が一の事があったら
仏壇ぶっ壊して
位牌も叩き割って
生ゴミの日に出すからな!』


御先祖様を脅し…


お墓の関係で
まだ自宅にある父の遺骨や
遺影に向かって
(仏壇の位牌にも)
『お母さんを守ってくれなかったら
遺骨を粉々にして
生ゴミに出すからな!』


父を脅す…という暴挙に出ています(笑)


父や祖母などの御先祖様は
『この子は"やる"と言ったら
何がなんでも"やる"からなぁ』
そう思ってるはずだから
全力で母を守ってくれるでしょう


では また次のブログで
お会いしましょうヾ(´ー`)


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