中学生の時に暇潰しで

出会い系に登録してた時の話


中学2年生の時に

初めて携帯電話を買ってもらった。


理由は、塾に通い始めたり

電車とバスを使った学区外登校を始めたから。




昔、住んでいた場所は


「地元」という特有の概念がある「田舎」で


それが、凄まじく嫌いだった。(今も嫌い)



小学校までは気づかなかったけれど

中学校受験を機に

頭の良い富裕層の抜けた、同級生は


知恵もなく粗暴で

夢はデカい癖に肝は小さく

妬み嫉み拗ね散らかした



どうしようも無いものだった。

勿論、私も例外ではなく


その「どうしようも無い1人」だった。




イジメが多く、頼りにならない同級生

田舎特有の変質者の多さ

守秘義務を守らないカウンセラーと教師



オマケに私は、

ボスゴリラのような同級生から

何故か反感を買っていて、

男子からも嫌われていた。


今でも思い出す、学校の、あの

土埃臭い、夏のにおい



嫌いだった



環境が、


「地元」が


私は、心の底から憎んでいた



そういった背景があるので


「田舎暮らしをすれば、

子供は健やかに成長出来る」は、


正直かなり幻想だと思う




話が逸れた。



田舎を受け入れたくない私が求めるのは


「此処ではない何処か」


誰も私を知らない世界に行きたい。


そう思ってお手軽だったのは、

やはり、インターネットだった。



インターネットは、何でも教えてくれた。


頭の良い大人と簡単に仲良くなれて

「地元で死に喘いでいる私」を誰も知らない


私の顔も名前も、年齢も性別も

何も知らないのに、


優しく声をしてくれる快感


勿論、変な人も居たけれど、

快感に比べれば全然、気にならなかった。


インターネットに夢中だった。



その頃の私の携帯は、ちょうど

「カメラ付き携帯電話」が発売した頃で


食べ物を撮ったり

風景を撮ったり

自撮りをしたり


アートが好きな私との相性が、ピッタリだった




もっと友達を増やしたい。


その時に、「友達募集」の掲示板で

アドレス交換をする事が流行った。


今思えば

「年齢制限のない出会い系」みたいなものだった。


リアルで逢うことは

絶対にしない、と決めていた。

なぜなら、お小遣いが月に1000円から。


都内に出たら往復の交通費で

お小遣いが無くなってしまうから(今思えばこれが幸いだった)



知り合いたいけど

出会いたくはなかった。



沢山の大人、高校生とメル友になった

顔写真を交換した。びっくりするくらい、

顔とメールのイメージが違う人ばかりだった


知り合った場所が場所なので


最初、どんなに紳士的な振る舞いをする人でも

最終的には、スケベな話になっていく


そうなると、

私の中で「おしまい」の合図


なぜなら私の目的は

洗練された「都会」と「優しさ」と

「非日常」を摂取したいのであって


田舎特有の変質者と

同じにおいを出してきたら、


それはいつもの、

土埃り臭い「日常」になってしまう



「上手い」悪い男も居た


こちらの「おしまい」を嗅ぎつけると


甘く魅惑的な言葉を吐く



そんな「出会い系もどき」も

絵に出会ってから、パタリと辞めてしまった


「考えること」が多いから

余計なリソースを避けなくなった


まぁ、つまり「出会い系もどき」をしてた

中2、中3の私って「暇」だったんだわな。




今日こんなものを見つけた


https://togetter.com/li/1733492?fbclid=IwAR1ijZmO8DYPyAXm0Ky5G51wJganftY6EAmRr0PhVxdOJi3zfKvB9D8kCrU


とても、大事だと思った。


契約書って、一見固くて

「子供を信じてないのか?!」

と思いがちだけど


欧米だと契約書って普通だもんね。

リトルマーメイドのアースラも

子供相手のアリエルと契約書を交わしてるし



スマホも、携帯も

SNSも、インターネットも



全部、「使い方」が大事


スマホで暇を潰そうと思ったら

延々と潰せるけれど


スマホを使って、今ある人生を豊かにする

手段、道具、ツールだとしたら


考えて選ぶ、からね。



あの時、無駄な暇潰しをしてたからこそ

分かること、かな。




おしまい