初めてはなすことだったりする。 | 笹丘明里オフィシャルブログ「明里の灯」Powered by Ameba

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大好きな
キンモクセイの匂いに気づいたり、
出掛けにストールを巻き出したり。

そんなふうに
秋を感じてくると、

このお仕事を始めさせていただく
きっかけとなった作品、
ミュージカル『アニー』の
オーディションを
受けたときのことを
ふと、思い出したりするんです*


あまりみなさんに
おはなししたことのない
デビュー秘話?(笑)について、
ずらずらと書かせてください。

一回の記事じゃ、
終わらない、、、かも^^;笑


なんせ、

今年の11月3日
このお仕事の世界に
踏み込ませていただいて
なんと15年になるんです。


1998年11月3日。8歳。

これがわたしの、
お仕事記念日です。

ミュージカル『アニー』に
初めて合格させていただいた日。

すごくすごく、特別な日。



きっかけはね。


15年前、


毎年冬に流れる
メイキングテレビ番組での
稽古場風景を観て、
演出の篠崎先生に叱られながら、
泣きながら、歯を食いしばり
がむしゃらに頑張る
女の子たちを観て、
それまで受けたことない
衝撃を受けました。


春になり、両親にお願いして
双子の姉と家族で青山劇場に
連れて行ってもらいました。
初めての観劇。
初めての
ミュージカル『アニー』。


その日から完全に
アニーに魅了されました。

とり憑かれたように、
劇場で買ってもらった
パンフレットとCDを
毎日観て、聴いて、歌って、
踊って、いつか自分も
アニーの舞台に立つんだと
ずっと夢見ていました。


トゥモロー♪な毎日で夏を越え、


秋口になり、毎年恒例の
アニーの募集がかかる季節になり、
自分もオーディションを受けたいと
両親にお願いしました。

返ってきた返事は、NO。

スイミングと英会話しか
習っていないのに、
合格するはすがないと。
本人が傷付くだけだから、と。

でも

それでもどうしてもとお願いし、
半ば強引に押し切って
オーディション書類を送りました。

数日後返ってきた書類審査の
結果は、まさかの合格。

しかし、
父は合格通知を
捨ててしまったんです。

わたしが知らない間に。

でも、これもなにかの
運命かもしれないと、
初めての挫折も
良い経験になるだろうと、
母がなんとか説得をしてくれ、
わたしの手に合格通知が
無事、手渡されました。

その時の
母の説得や父の理解がなければ、
いまのわたしは
いないんだろうなと思うと、
怖くて怖くて涙が出そうです。

お父さん、お母さん。
ありがとう。

本当に、ありがとう。


その日から、送付されていた
早口言葉やセリフ、歌の練習を
自分で始め、数日後いざ、
日本テレビにある
オーディション会場に
向かうことになります。

第一次
本審査の始まりです。




このつづきは、また次の記事で。



完全に自己満ブログね。
すみません。

でも、23歳のいま、
15年前を
いま思い返した気持ちを
忘れたくなくて。
残しておきたくて。

公共の場なのにね。ごめんなさい。


もう少しだけ、
お付き合いくださいね*

いつも、
ありがとうございます。



ささおか*あかり