題目:自然史セミナー「海藻の分類と押し葉標本の作り方」(5/3)について
講師:北山太樹

日時:5月3日午後1時~
場所:国立科学博物館地球館3F

笹尾明孝の勉強日記(海藻類②)



海草とは、一旦陸に上がった植物が海に帰ってきたものを海草という。
海草(かいそう、英: Seagrass)は、水草の一種で、海域に生育する種子植物のこと。

海藻は、陸に上がることなく、海で発生し、海で生息する植物。
海藻(かいそう、英: Seaweed)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称

講師:北山太樹先生が広辞苑の海藻類を担当されたとのことなので、詳しくお知りになりたい方はどうぞ。。。

それでなくとも広辞苑は国語辞典ではなく、元百科事典なので、有用だそうです。
私もお金にゆとりのある時に会社と家用に2冊買ってしまおうと思ってます。

広辞苑 第五版 普通版/岩波書店

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つまり、現状の陸生植物からはご先祖様にあたる。

笹尾明孝の勉強日記(海藻類①)


緑藻類、褐藻類、紅藻類がある。

ワカメが緑、緑藻類というイメージがあるようだが、それは熱すると緑になるだけで、本来は褐色、褐藻類である。

笹尾明孝の勉強日記(海藻類⑥)


ワカメのメカブに発生する遊子を観察する。

ワカメ(若布、和布、稚海藻。学名:Undaria pinnatifida)は、褐藻綱コンブ目チガイソ科の海藻である。

ワカメは世代交代を行なう。一般に知られているワカメは胞子体(複相世代)であり、メカブで作られた遊走子から発芽した配偶体は、ごく小さなものである。

笹尾明孝の勉強日記(海藻類⑨)


つまりメカブとは、×雌株ではなく、○布蕪で、ワカメにオスもメスもない。

妖怪ウォッチなどでメカブちゃんなどもいるが、それらも間違いである。

笹尾明孝の勉強日記(海藻類③)


さて、今回はワカメのメカブを薄くそぎ、顕微鏡で、遊子が放出され、動く様子を観察するとのことでしたが。。。私、笹尾明孝には力不足で、どうも細胞を壊してしまっているらしく、観察結果を得ることが出来ませんでした。

メカブの細胞を壊してしまったんですね。

ちなみに7人ぐらいの参加で、2名の方が成功させていらっしゃいました。

2名成功したので、とりあえずOKということで、講師の先生はこれを明日以降、東大でも学生にさせてみるとのことで、この辺り、科博の公開実験教室はボーナスポイント的に有意義な感じがしますね。

笹尾明孝の勉強日記(海藻類⑩)


さて、ワカメの遊子観察実験は失敗しましたが、押し葉は誰でもできるよ。ということで、気を取り直して。。。


笹尾明孝の勉強日記(海藻類⑫)

さて、押し葉は作るのに夢中で写真は忘れましたが、なんとこの実験教室では、ご親切なことにこれから先生が皆の作った押し葉をつくばに持ち帰り、なんと仕上げて送って下さるとのこと。神様でしょうか。。。

出来上がったらアップします。

なお、世の中には、海藻おしば協会なる組織があり、それは美しい海藻押し葉が存在します。
http://kaisou048.jp/

世界は広く、笹尾明孝は小さい。


それと、最後にかはく広報誌?のミルシルにも触れておきたかったのですが、amazonではカバーしてませんね。

少しだけ残念な笹尾明孝でした。