スティグリッツ入門経済学 第4版/東洋経済新報社

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笹尾明孝は、元々法学部志望でした。
悪い弁護士にでもなって、もしくは法律を身につけて、立派なワルになってやると。。。
大人になった今、ワルと法律の知識は素養として少し違う。ということが分ってきました
でも、初志貫徹、再度、通信制の法学部にでも通ってみるってのはアリのような気がしてます。
結局、経済学部に入学しました。
経済学、金儲けがなんで座学なのか?そんな目で見てました。
入学前、なんだか勉強に目覚めてしまい、この本を購入しました。
教科書を朝起きて読み始め、暗くなっても未だ読んで、一回読んでも頭から離れず、再度読んで、線を引き。。。ことあるごとに読み返す。
そのような本との出会いって人生にあるんです。
思えば、この本との出会いが私の第二の人生の始まりでした。
良かったのか、悪かったのかは、まだ全くわかりませんが、もちろん、後悔もありません。
経済学
物理学的に人の行動を分析する
人は合理的として仮定する
合理的、つまり効用の最大化を図る
効用の最大化を図るゆえに物理学的に分析できる
(→私には、ここで物理ガキ的に分析できる経済ガキ的世界が効用最大であるがゆえに理想状態であるという経済ガキ的循環論に陥り、何が何だかわからず自由主義、個人主義を理想としていた青年時代がありました。)
比較優位
すべての人や活動単位には個性がある。
個性があり、時間が有限であるがゆえに、全ての人には交換の利益がある。
限界(マージナル、追加的な)効用が0になった時に総効用は最大化される。
微分的には、傾き0。
積分的には、極大値。
簡単な算数で人の行動が分析できるようになります。
外部性。
人の行動がその効用とは無関係の他人に波及することがある。
例えば、排気ガス。沿道沿いの赤ちゃんはその排気ガスを吐き出した車に乗っていることの利益から無関係なのに、排気ガスによって被害を蒙る。
そのような問題には、利益の一部を赤ちゃんに還元できるような介入が望ましい。
逆選択
保険に入りたがるドライバーは危険だが、そのようなドライバーを加入させるほかない。
モラルハザード
保険に入ったドライバーは危険運転を起こしやすくなる。
単純かつ明快に世の中の現象を捉える力を与えてくれました。
そして、スティグリッツ先生は、その後ノーベル経済学賞を受賞されます。
愛読者であった私には、偶然のことではありますが、誇らしい限りです。
そして、授賞理由となった情報の非対称性についても、この入門書で触れられています。
情報の非対称性
売り手と買い手とで商品に対する知識量が異なる。
典型的には中古車市場では、そのような伝えられない欠陥が予測されるため、買い手は本来の値段よりも安く買いたいと思い、市場は歪められている。
補完手段として、保証などもあり得るが、そのコストは割高となる。
先生、私はもう一度、あの頃以上の情熱を以って、人生に立ち向かっていきます。