手術を終えてのあくまで私の感想……


恐かった…


もともとビビり、チキン、心配症、上がり症、緊張しやすいため本当に弱虫なんです…






手術そのものは1時間半で終了。


執刀は放射線科の先生お二人です。


まだまだお若そうなお話もぎこちなく真面目を絵に描いたような男の先生、サブは男性以上に男前な雰囲気のある40歳(手術中に聞きました)の女医さんでした。


つまり、師匠と弟子先生でした。

弟子、手の震えが一瞬わかりチェ~ンジ!と言いたかったですが、後継を育てることも大事だと思い、耐えました。






全身麻酔を冗談半分、本気半分で訴え続けました。


痛いのは嫌なので「麻酔、どんどん追加してください」とも…


局所麻酔なのでずっと意識もあり、迷惑な患者で先生とずっとベラベラ喋っていました。


弟子は手術に集中、師匠は迷惑な患者の話し相手をして下さり、同郷出身と分かってからは私もかなり安心し、訴えは減り、よりベラベラ喋りました。


カテーテルが入ってからは違和感、引きつれがあり変な感じがしました。


特に嚥下時(唾を飲むとき)です。痛いのか違和感なのか不安でしつこいくらい訴えました。


どこまでも迷惑な患者です。


それでも先生方は『不安ですよね、恐くない患者さんなんていませんから』と気持ちに寄り添って下さいました。


弟子も、口下手ながら一生懸命声をかけて下さいました。









少しリアルな話になるのでご気分悪くなる方は見ないでください。









カテーテルが入る感覚や、バイタル音でわかる自分の緊張度、カテーテルが心臓近くに当たるとバイタル音も反応するため、痛さより恐怖がありました。


ずっと恐いです、不安です、順調ですか?を訴え続けました。


麻酔もかなり追加しました。


ポートの機械を体内に入れるため、体を開く感覚は意外と恐怖がなく、ぐっと押されている感じでほぅ〜、という気持ちでした。


全身が緊張しており、手術が終わったときはホッとしました。


もともとトイレが近い私はオムツを事前に履いていましたが尿意あるものの、緊張と羞恥の壁を越えることができず、排尿せず終了と共に車椅子でトイレに直行しました。


オムツの履き心地は意外に快適で違和感なく過ごせました。






手術が無事に終了し、病室に戻ると担当の乳腺外科の先生が待っていてくれました。


思わず泣きました。


やっとスタートラインに立ったのにこんなに恐くて不安で、これからの治療を育児・仕事をしながら乗り越えられるのかという想いでした。







乗り越える、ですよね。


自宅を出発する時に泣きそうな上の子に伝えましたが、「ママは何もしなければこのまま死ぬよ。○○と〇〇と一緒にいるために、元気になるために入院するんだよ。」と。


病室に戻ってほどなくして子ども達にビデオ通話しましたが、上の子を見たら泣きそうになりました。







昔の方は戦時中などの凄惨な時代を頑張れ、頑張れで生き抜き長寿を全うしています。


今の時代は頑張れと言ってはいけないと言いますが、私は頑張りたいです。



頑張ります。






頑張るさ!


負けないのさ!


明日のために


今日がある。