以前乳房再建術について触れましたが…



人工物で再建するか、自家組織(腹部の脂肪)から再建するかの説明を受けました。


私としては歳を重ねて高齢者となったとき、乳房が重力に逆らえず垂れて来ることで皮膚トラブルに繋がることもあるため、正直膨らみを再度作ろうという気持ちには現時点でどうしてもなれません。


人工物を入れて生涯もう一度人工物の入れ直しをしたり、自家組織を用いることで手術時間が大幅に増え入院も長引き新たな傷も増えること…


どうしても抵抗があります。


乳房再建術の保険には入っており、手術を行うことで割りとまとまった保険金が入ることは魅力的ですが…










それよりも『今』ある乳房を写真など形あるものに遺したい…


癌が直接の原因でなくとも抗がん剤の影響で免疫機能が低下することで別の病気に罹り死ぬかもしれないから遺影を遺したい…


私が撮る側が多いため髪の毛が抜ける前に子どもたちと一緒の写真を撮りたい…







偶然、子どもの知り合いに女性フォトグラファーの方がいらっしゃったのでお話だけでも聴きに、と思い打ち合わせも兼ねてお会いしました。


クールビューティーな話しかけ辛い方と思っていましたが、専ら芸術家的な雰囲気の意外にもお喋り好きな方でした。




遺影というより、いぇ~い♬と撮りたい!と感じました。


前向きに撮ろうと思います。子どもと一緒に。


記念、覚悟、癌に負けない生きる決意も込めて。







乳がんが発覚して以来、カミングアウトにしても今の気持ち…直感を大切にしています。


その時に言いたい!


今は言いたくない…


気持ちの流れに身を任せています。


もし、バストトップを出した乳房の写真をこれからのお守りに撮っておきたい、とその時思ったら遺そうと思います。









旦那も一緒に家族写真を…とも考えましたがこの提案をした時に旦那は冗談めかした下ネタに走ったため、子どもたちと3人で撮りたいと思います。


やり切れない気持ちになりました…情けない…


本当にしっかりして欲しいです…