『バックアップセミナー北摂』に参加しました | ササノマサユキのブログ

本日は『バックアップセミナー北摂』に参加しました。

 

講師は福島浩彦さんでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/福嶋浩彦

 

 

 

 

今や時の人である豊中市の木村真議員の姿も見られました。

 

 

 

 

 

〈福島浩彦の言葉メモ〉

忖度させないのがトップの責任。支援者からの陳情は断ってた。(議員はそれを議会に上げるのはいいが首長は違う)
それよりも市民と議論し市民の利益になること。

人口は減る。自治体で人口の取り合いをしている自治体間競争では意味がない。

子育て支援、待機児童ゼロ(認可外はなしで)自治体でも本気になれば大抵のことはできる。
例えばまちごと児童館構想事業。民間の企業の空きスペースにボランティア。
物品費だけだと内閣府ngに。
人口減対策は持続可能な仕組みに。
無駄な人口減対策をしている。
建て直すより、広域で使う。
公民館は複合化多機能化にしていく。
学校の共有利用。管理シェア。
建物の公共施設は徹底的に減らす。機能だけ高機能化していく。うまく小さくして質を高める。それが問われる。
質の高めかたは自治体で違う。
これから自治が問われる。
総合医療の専門医、介護の医療の複合包括ケア。
どう集めてどう使うか。
借金は未来世代への借金。
公民館を利用してる人だけじゃなく、みんなの意見を聞かないと。
1000人に無作為抽出で5%参加のドイツ。20人集まって議論。
公募でもやった。公募で応募したが同じ人が同じ発言しかしない。
日本人には無作為抽出が向いてるとも。
選ばれると背中押される。日本人は頼まれたらやる人多い。対話できる議論したい人が来るから質の高い議論をしてる。
いろんな人の意見をきいて議論すること。会派ごとに無作為抽出で1000人にお願いをし議論会を実施した。
民間の企業を誘致して原発について議論会を実施する。
反原発だけで集まるのではなく、VSで言い合うだけではなく、普通に生活してる人が双方の意見を聞いてもらうこと、合意することが大事。
公務員はできれば一ミリも変えたくない。
機会で討議して採決で合意。これが議会の役割。市民の声を反映するのも第一の仕事やけど。


三位一体改革は名前と結果は悪かったが考え方は正しかった。交付税改革。分権一括法。
民主党政権で「ひも付き補助金」から「一括交付金」が2010年に実現したが2013年の自民党政権でまた「ひも付き補助金」に後戻りした。

まだ議題に出来ていないのがどのぐらい税金をとるか。国に任せっきり。自治体でもやるべき。ここからとって再分配や庶民への減税。自治体自身で税金をどうとるかが課題。そうすれば必然的に関心も高まる。

男女共同参画社会は口だけ。口だけの行政が多い。
学校生徒の名簿を混合するようにした。1,3,5年だけ女子名簿を先にしようと提案したら混合が採用された。(ドアインザフェイステクニック?)
人事の採用で過去の女性差別解消のために女性限定で募集したら30倍の応募が。

意見を言い合えるサロン、場作り。

水道の配水化、配達化を。
コンパクトシティーと分散型。

意見やどう生きたいかはみんな違うから合意するのが議会や行政。国の政策にアレンジしてるだけの自治体が多い。自治体は市民の利益のために断固として国や都道府県と戦うべき。そうすればそれなりのリターンがあった。

 

 

 

講演の後はグループディスカッションを4グループで行い発表する時間があり、有意義な時間でした。

ありがとうございました。