昨年に続き、我が家にとっては激動となった2023年も今日で終わり。まず、私自身がコロナ感染状態で新年を迎え、3月には半年ほど入院していた父が逝った。88歳という年齢は、男性としては十分に生きたと言えるが、最初に入院した病院の医師のレベルがあまりに稚拙だというのが徐々にわかった。その後に転院した病院は名医が揃っており、最初からここに入院していれば、もう少し楽な最期になったろうに、というのが悔やまれる。

遺族のやることがこんなにあるのか、と身をもって知ったのも今年の出来事。姉と私が分担して、役所に何度行ったことか。行政書士さんの力も借りて、全ての手続きが終わるまで半年ほどかかった。それに、告別式、四十九日、新盆、墓の新設、納骨と、とにかく次々とやることがある。実際には郷里の姉がほとんどやってくれて、こちらは役立たずの長男だったが、一人っ子の場合はどんなに大変だろうか。

昨日、ふと気が付いて慌ててアメ横に行って来た。正月の帰省で持って帰る土産をまだなにも買っていない。今年はちょっとでも空いた時間があればその度に帰省していたので、正月の帰省が普段の生活のリズムに組み込まれている。なので、いつもはクリスマス頃までに用意していた年始物の用意を失念していた。

年末のアメ横の人出の凄さは十分に知っているが、午前中はそれほどでもない。だが、30日の昨日、11時頃に行ったらかつて見たこともない人出。ちょっと身動きが取れない。東京芸大に15年ほど通った関係でアメ横は庭みたいなものだが、年末の午前中にこの状態は初めてだ。辛うじて田舎への土産は買えたが、自分用の鮭冬葉は買えなかった。

世界情勢では一昨年に始まったロシアのウクライナ侵略戦争はまだ続いているし、今年はイスラエルとハマスの軍事衝突が始まり、近隣のアラブ諸国はかなりの緊迫状態だ。社会知識の宝庫であったＡＭラジオ聴取をすっかりやめてしまったため、専門家の解説が全く聞けていないが、第三次世界大戦がかなり現実味を帯びてきていることを指摘するネット記事は枚挙にいとまがない。

ロシア-ウクライナ、ハマス-イスラエルで、ロシアはもちろん、欧米もそうとう疲弊している。が、それらを対岸で見つつ虎視眈々とエネルギーをチャージしている大国がある。その国が台湾に侵攻したら第三次世界戦が始まる、というのが世界中の学者・識者の一致した意見だ。2024年は相当危険な年という予想はつくし、2025年の7月には日本が終わるという予言・分析も多々ある。

どんどん暗い話ばかりになってきたので、先日、帰省先で撮った3日間の朝焼けを並べて今年のブログは終了。来年、すこしはいい年にならんかね～。

ゆく年くる年2023