もう17年続けている朝散歩、6年ほど前からは公園猫さんたちへのえさやり散歩となっている。公園内にある野球場の片隅に、トラクターなどの機材を置いてある一角があるが、そこに見慣れない白ブチの猫がいるのを2週間ほど前に見た。その時は、フェンス越しにカリカリを落として、他の猫のところを回って戻ったら、カリカリは無くなっていた。どうやら食べてくれたらしい。

気をよくして、お代わりをあげようと近づくと、フェンス越しにこちらを睨んでいる。注意しつつカリカリを落としていると、「シャー」と前足パンチをかましてきた。こちらも用心していたので、ギリギリ回避。最近、新入り猫がほとんどないので、「シャー」をやられたのは久しぶり。翌日も同じ場所に居たが、それっきり会えていない。が、一度居た場所はまた帰ってくる可能性が高いので、毎日チェックしてきた。

今朝、その場所に行ってみると、猫の顔が見えた。おお、白ぶち君、戻ってきたのか！と近づいてみると、三毛っぽい。しかも、右の耳が垂れている。こりゃぁ、べっぴんさんだ。この場所でべっぴんさんに会うのは初めて。おそらく、寒くて少しでも風が防げるところを探してここに来たのだろう。べっぴんさんにはいつも、チュールを皿に載せてあげているのだが、フェンス越しには無理。

なので、まずはこの前と同じく、金網の隙間からカリカリを落とした。公園を軽く一周して戻ると、カリカリは無くなっていた。べっぴんさんならば猫パンチをされることはないので、金網に指を入れて、今度はチュールを、フェンスの下の鉄板に流し込んだ。離れてしばらく見て居たら、ペロペロと食べ始めたので、安心してその場を後にした。

夏の暑さは本当にきついだろうが、元来寒がりの猫には真冬の寒さももちろん辛い。ボイラーのパイプなど、少しでも暖かい所を探してほしいものだ。ちなみに今回が通算1200本目( ^^)

真冬の公園猫2023末