郵便書留が来て、何だろうと開封したら新しい健康保険証。有効期限は2年間。マイナカードの強引な普及を目指す政府が保険証の廃止を画策しているが、取りあえず2年間は今まで通りに使えるようだ。現行のマイナカードは根本的な不具合が多々あり、2年以内に新たなカードに切り替わるとラジオで聴いた。となると、新たなマイナカードが出るまでは、何もしない方がいい。国会、｢マイナカード解散｣やらんかね。

洗濯物を干すときに使ってきた連ハンガーが壊れた。壊れるのはここからだろうな、と思っていたプラスチック製の支柱が！直射日光による経年劣化で折れた。ブログを調べると、5年前に購入したもの。購入時に、直射日光をガードするために、白い塗料を塗ったのだが、下地材を省いたからか、すぐに剥がれてしまっていた。まぁ、5年使えば文句はない。

｢新調しました｣と言うテーマのブログは、こういうときの為に書いている。何かが壊れて、｢これ、何年間使ったんだろ？｣と調べる時にとても便利だ。例えばこの連ハンガー、1600円くらいで購入したと思うが、5年間使えば、一日あたりの減価償却費は1円以下。そう思えば買い直すのに全く躊躇は要らない。

5年前と同じ店に行くと、全く同じ連ハンガーがあったので、即買い。今回は1800円で、10%の消費税を加えるとほぼ2000円。昨今の値上げの嵐で、5年前よりも値段は上がっているようだ。5年間、この連ハンガーを使ってきて、特に不満も無かったので、同じ物が手に入ってホッとしている。

持ち帰って、最初にすることは、支柱を直射日光から守る細工だ。前回、白い塗料を塗って失敗したので、他の方法を取らなくてはならない。下地材を使えば多少は違うと思うが、買いに行くのが面倒。家にあるものでなんとかしたい。

そこで採用したのが白いビニールテープ。これを支柱にグルグル巻にすれば直射日光を防げる。ただし、ビニールテープそのままの幅では綺麗に巻けないし、剥がれやすい。そこで、5mmほどの幅に裁断して、糸のようにして巻き付けた。これは、ビニール傘の持ち手にかつて使ったやり方。そのビニール傘は、10年以上使って、最後までビニールテープの巻は剥がれなかったので、臨床試験済み。

やってみるとかなり面倒。ただ、最初に丁寧に細工を加えることで5年だった寿命が遙かに延びるはず。その為には実直に丁寧に巻いていくしかない。支柱以外の部分の劣化破損は直せたので、細工は支柱だけでいい。曲面に対しては、テープは太いよりも細いほうが剥がれにくい。上手い説明が思いつかないが、傘で実証済みだ。

それなりの時間をかけて出来たのがこれ。ハンガーを支える支柱の部分は隈無く白テープで覆った。遠目には白一色だが、アップで見ると、細いテープが巻かれていることが判る。これにクリアラッカーを塗れば完璧だろう。5年間頑張ってくれた先代と並べてみると、同じ製品には全く見えない。それほど、直射日光による経年劣化が凄まじいという事だ。

さあて、細工を施した新しい連ハンガーが何年間使えるかが楽しみ。直射日光により、ビニールテープが案外早くに剥がれるかも知れない。傘の持ち手にしたときのようにビクともしなければ、ハンガー部分がダメになるまで使えるかも。｢新調しました｣のブログにはこうした楽しみがあるものだ。

連ハンガーを新調2023