<敬愛なる明治の女性たち> | 笹本恒子 写真ギャラリー
「強いエネルギーを感じるのよ。」

笹本恒子さんが写真ギャラリーへ来られたとき「Womenウーマン」のお部屋で一言二言笹本さんと会話をさせていただきました。

「『昭和を彩る人びと』にも書かせてもらってますけど、三岸さんの絵からは強いエネルギーが発散するとよく言われていましたね。絵筆1本で三児を育てた方ですよ。明治の方は本当に強さを持っていらっしゃいます。それにしてもまあ良く撮れて(※写真)いますね(笑)。」

「抽象彫刻家の須賀野チイさんは34年前に「アケラカン」という荒削りな作品を展示されて「アケラカン」とは何か。無感動になれば生きやすい。つまりは「アッケラカン」に生きるということ。なかなか難しい作品が多いございましたね。全身の神経を集中して一刀ずつ力を込めて作品をつくられていましたよ。」

笹本恒子さんは撮影されたときの場面はどの写真も記憶が蘇るようです。
そして何より“明治の女性の生き方”を敬愛されていらっしゃると感じた瞬間でもありました。

写真:笹本恒子写真ギャラリー内にて

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