先日、個人的に感傷深くなった事がありました。
五十代の今は施設のデイサービスに通っている元利用者さんと話して、自分の鬱憤(施設出たいとか何をすれば良いのか分からないとか)話した時に

「その様子だと一人暮らしはむずかしい」

的な事を言われてしまい

「貴女にわたしの何が分かる!?精神病じゃないのに!」

と正直思ったけれど、その後その人はこう、話を続けました。

「私は二十代の時に難病が発覚してもう治らないしいつ死ぬかも分からないと言われたけど今はそれも受け入れてまず自分が出来ることをしてる」

そう言われて私は衝撃が走りました。
病気がもう治らない辛さは私もよく知ってるし死への恐怖はどれだけのものだったのか…きっとそれは私には想像もつかない苦しみだったんだろうと…私は綺麗事ばかりでちゃんと個人個人の苦しみに寄り添ってない。そう思うと自分が情けなく思いました。
その事を友達に話したら友達はこう言ってくれた。

「今それが知れてラッキーだったじゃない。また一つ学べたんだよ」

と言って更に友達が大事に持ってるお父さんの言葉を教えてくれた。

「人生は勉強、1日1つ何でもいいから覚えていけば1年で365も賢くなれる」

学べるってすごくいい事で、タメになる事を聞けた、より成長していける証で、雑学でも料理のレシピでも何でもいいから一つ覚えれば積もり積もって立派な知識になるのだと。

それに凄く私は感動しました。
また一つ成長できた気がしました。