カフェとドトールと老人 | SASAMI STREET

カフェとドトールと老人

帰省する度に行っていたカフェが休みで残念



そのカフェは元々雑貨屋さんも開いていて
今は規模を縮小してカフェだけになってる
席数は多く見積もっても10を越えない程度

壊れそうな扉をぎぃ~と開いて
細い階段をミシミシと上がって

今年の新年に行ったときには
石油ストーブが中央に置かれ
窓際の席から初詣で客を観覧

店の至るところに雑貨が置かれ
前までの雑貨屋の名残を見せる
次行くのは新年かと思うと残念

広いところでの食事は気が落ち着かず
そんな今はドトールで休憩をしている
さっき見知らぬ老人に話しかけられた

その老人は私の帽子を見るなり
「兄ちゃん、これやろうか」と
缶バッヂをたくさんつけていた

私は缶バッヂを老人はピンバッヂを集めていた
横浜で買ったものだというピンバッヂをくれた
そして「じゃあ元気でな。」と店を出ていった

「お互い元気でいましょう」と私
このような絡みを私は好んでいる
まさかドトールであるとは驚きだ