今日、小雪が家の周りで遊んでいたら、近所の男の子が小雪を見るなり
「な~んだ、ブスか!」
と言ったらしい。
丁度、その現場に居合わせたコウジくんが、
「あ~ん?!」
とすごんで睨みつけたら、男の子はびびって逃げて行ったらしい。
ちょっと、大人気ないぜ。コウジくん・・。
小雪は他人から、面と向かって「ブス」と言われたのは初めてだったようだ。
軽くショックを受けていたので、
「気にすることないよ。男の子はガキだから、かわいい女の子を見たらチョッカイ出したくなってブスって言うんだよ」
となぐさめてやった。
小雪は理解しきれないのか、ちょっと複雑な表情を浮かべていた。
しかし、これくらいのことでメゲていてはだめなのだ。
これが始まりなのだよ。
この先、きっと、何百回、嫌、何万回と「ブス」という言葉を浴びせられることだろう。
男の子は容赦なく、女の子に「ブス」という言葉を使う。
愛情こもった「ブス」という言葉もあれば、挨拶代わりの「ブス」もある。
だって、男はガキだから。
私だってこの年になってもまだ、寝起きとかに「ブス」って言われる。
そのたびに、「コウジくんったら、まだ私に関心があるのね~」と軽く受け流す。
小雪にも早く、このふてぶてしさを身に着けてほしいものだ。
↓こ~んなにかわいいのに・・・。お前の目は節穴か~っ!

