外見は大事である。
いつもダラダラと前置きや余談が多いため、今回は簡潔に結論から述べよう。
「♪性格う~、よっけえーればいい、そんなのウソっ、だとおっ、思いますうぇぇんかあああ~♪」
と歌いながらもイケメンの旦那をちゃっかりゲッツした某歌手のような奇跡はそうそう起きない。
外見は大事、さりとて中身も大事。
つまりは両方大事なわけで「どっちが上」とか「どっちかを怠って良い」という話ではないのだ。
例えば初対面でまず相手の何をチェックするか。
もちろん五感で感じられる部分であろう。見た目、声、匂い、など。
とはいえ、いきなり絶対音感を駆使して相手の声のトーンを探ったり、
発情期の犬のように相手の匂いをクンクンしたり、または手触りチェックするという人は稀だと思うので、
まずは目に見える「服装」「顔」「髪型」などのチェックをする人が多いだろう。
ここで「ああ、この人は数ヶ月山の中に篭って武者修行してきたんだな」と思われたり
「ああ、この人は全身の毛のお手入れをしないネイチャーな精神の人なんだな」と思われたりすることに
デメリットはあってもメリットはないだろう。
このように、人は目に見えるものは重視するし、そこから何かを判断するのである。
良いも悪いもなく、これは事実なのだ。
例えば洗練されたラインの白のタイトスカートスーツに、天使の輪ができるマロンブラウンのセミロング。
このような外見に「パス!無理!」というジャッジを下す男子はおそらくそう多くはないだろう。
つまりは「一般ウケ」はするのである。
勝負はそこからだろう。そこからより「自分らしさ」や「相手の好み」やらを
エッジを利かせすぎて失敗するケースが女子界では散見される。
話は変わるが、以前私は新宿の副都心に勤務していた。
オフィス街の高層ビルの一角には「なんとか服飾学院」的なファッションの専門学校があった。
彼・彼女らの服装を見た時、私は数件隣のビルの屋上までイナバウアーばりにのけぞった。
とにかく、全身が「オレ!」「あたし!」のアピール祭り。新宿での突然の浅草サンバカーニバル開催。
個性を追求しすぎるがあまり、一周まわって没個性状態だった。
~とかく個性的すぎる人はピンならいいが、集団になると没個性に見える~という法則を私は発見した。
まあ、あの方々はその道で小銭を稼いで飯を食うという目標らしきものがあるようなので、
それ自体は私がどうこう言う筋合いではない。
問題は、通常の男子の反応なのである。平たく言うと「それ、モテんの!?」って話である。
さて、その当時私が付き合っていた彼は料理が趣味で
残業をしている私に手作りお弁当をたまに作ってきてくれた。
カタギの私と違って音楽の仕事をしている彼は時間がありあまっており、
新作料理を作ってはワインを一本抱えて私に届けてくれるのである。
オフィス街の公園などで、二人で酒を呑みながら彼のお手製弁当をつまむ。
彼は興が乗ってくると持参のアルトサックスで即席演奏を始める。
・・・まだまだ仕事であっぷあっぷしていた当時の私にとっては、何より心安らぐ時間だった。
そんな私達の横を例の個性的集団の女子数名が通りすぎた。
「増えるワカメちゃん」のような髪型の女子もいるし、
中世ヨーロッパのようなボリューミーなフリルを施したパフスリーブの女子もいるし、
著しく公序良俗に反するような下着的ファッションの女子もいた。
ここをパリコレのランナウェイと勘違いしているようなその集団を見たとき、彼はポツリと呟いた。
「あれじゃ・・・立たねえ」
はい、そこのお嬢さん方、聞きましたー?貴女、男子に「立たない」って言われちゃいましたよーん♪
私の重厚な男子戯れ歴から言わせてもらうと、総じて男子は女子の服装や髪型についてこだわりが少ない。
ついでに言うと「保守的」である。
好感の持てる無難な服装に手入れの行き届いた髪に薄化粧。
こんなもんで充分なのである。
概して外見での過剰なアピールには無関心であり、ややもすると嫌悪を示すケースが多い。
そうは言っても、世間には「流行」というものがある。・・・例えば今年は「アジアンテイスト」が流行る。
代理店のヒゲのおっさんらが会議室で二日酔いの脳をテキトーに捻って作り出した商業的流行かもしれないが、
気の利いた女子ならば無視できない流行っつーもんはあるにはあるのである。
普段は無難なJJ系ファッションの貴女が、ある日デートにチャイナ襟のカットソーで現れる。
「お?何かいつもと違うね・・・何ていうか・・・アレだね、アレ。大陸的だね」
と彼が頓珍漢なコメントをしたとしても、貴女は
「うん、今年コレ流行っているの」と一言説明すれば、
彼は「ふーん、たまにはイイね、そーゆーのも」となるのである。極めてハッピーである。
これが全身チャイナ服でスリットがヒップまでびしーっの服装になると、
彼との待ち合わせ場所に辿り着く前にキャバクラでとっぱらいの接客させられるので御注意あれ。
つまりは、やりすぎはイカンのである。
このように服装には程ほどの流行を取り入れてもいい。なぜなら代替がきくからだ。
そう考えると男は服装以上に「髪型」に保守的だろう。
ある日貴女はシャープな剃り込みが映えるポマードぎとぎとのリーゼントでデートに現れる。
そして「今年、オールドアメリカンがキテるの」と一言彼に言う。
彼はすぐさまフリーダイヤル9696(クログロ)にコーリングし、
ヘアサポートアクアやイヴクィーンを埋め込むように涙を流して懇願するだろう。
服装は変えられるから良い。が、髪型は一日二日では変えられない。
男は「変えにくいものをイジってまで流行を追う」その姿勢にひく。萎える。結果、立たない。
そんな理由があってかなくてか、私は物心ついたころから常に髪型はストレートのロングだ。
と言っても飽きっぽい私は毎日巻いてみたり、丸めてみたり、捻ってみたり、回ってみたり、飛んでみたりで
私のベースの髪型を見た人は少ないと思われる。
これは単純な自分の嗜好で続けている髪型ではあるが、総じて男性ウケは悪くはない。
ついでにロングであればそうそう美容院にも行かずに済み、省エネでお気に入りの髪型だ。
さて、まとめに入ろう。
このように外見は色々な意味で「大事」であるが、大事=気合を入れるとはややニュアンスが違うのだ。
また外見に力を注ぐのはいいが、力を注ぐポイントは分りやすく表に現れるものとは限らない。
むしろお肌のお手入れ、ムダ毛のお手入れなど「表に出にくい部分」に力を注いだ方が、
女子としての成功の道は見えるのではなかろうか。
いつもダラダラと前置きや余談が多いため、今回は簡潔に結論から述べよう。
「♪性格う~、よっけえーればいい、そんなのウソっ、だとおっ、思いますうぇぇんかあああ~♪」
と歌いながらもイケメンの旦那をちゃっかりゲッツした某歌手のような奇跡はそうそう起きない。
外見は大事、さりとて中身も大事。
つまりは両方大事なわけで「どっちが上」とか「どっちかを怠って良い」という話ではないのだ。
例えば初対面でまず相手の何をチェックするか。
もちろん五感で感じられる部分であろう。見た目、声、匂い、など。
とはいえ、いきなり絶対音感を駆使して相手の声のトーンを探ったり、
発情期の犬のように相手の匂いをクンクンしたり、または手触りチェックするという人は稀だと思うので、
まずは目に見える「服装」「顔」「髪型」などのチェックをする人が多いだろう。
ここで「ああ、この人は数ヶ月山の中に篭って武者修行してきたんだな」と思われたり
「ああ、この人は全身の毛のお手入れをしないネイチャーな精神の人なんだな」と思われたりすることに
デメリットはあってもメリットはないだろう。
このように、人は目に見えるものは重視するし、そこから何かを判断するのである。
良いも悪いもなく、これは事実なのだ。
例えば洗練されたラインの白のタイトスカートスーツに、天使の輪ができるマロンブラウンのセミロング。
このような外見に「パス!無理!」というジャッジを下す男子はおそらくそう多くはないだろう。
つまりは「一般ウケ」はするのである。
勝負はそこからだろう。そこからより「自分らしさ」や「相手の好み」やらを
エッジを利かせすぎて失敗するケースが女子界では散見される。
話は変わるが、以前私は新宿の副都心に勤務していた。
オフィス街の高層ビルの一角には「なんとか服飾学院」的なファッションの専門学校があった。
彼・彼女らの服装を見た時、私は数件隣のビルの屋上までイナバウアーばりにのけぞった。
とにかく、全身が「オレ!」「あたし!」のアピール祭り。新宿での突然の浅草サンバカーニバル開催。
個性を追求しすぎるがあまり、一周まわって没個性状態だった。
~とかく個性的すぎる人はピンならいいが、集団になると没個性に見える~という法則を私は発見した。
まあ、あの方々はその道で小銭を稼いで飯を食うという目標らしきものがあるようなので、
それ自体は私がどうこう言う筋合いではない。
問題は、通常の男子の反応なのである。平たく言うと「それ、モテんの!?」って話である。
さて、その当時私が付き合っていた彼は料理が趣味で
残業をしている私に手作りお弁当をたまに作ってきてくれた。
カタギの私と違って音楽の仕事をしている彼は時間がありあまっており、
新作料理を作ってはワインを一本抱えて私に届けてくれるのである。
オフィス街の公園などで、二人で酒を呑みながら彼のお手製弁当をつまむ。
彼は興が乗ってくると持参のアルトサックスで即席演奏を始める。
・・・まだまだ仕事であっぷあっぷしていた当時の私にとっては、何より心安らぐ時間だった。
そんな私達の横を例の個性的集団の女子数名が通りすぎた。
「増えるワカメちゃん」のような髪型の女子もいるし、
中世ヨーロッパのようなボリューミーなフリルを施したパフスリーブの女子もいるし、
著しく公序良俗に反するような下着的ファッションの女子もいた。
ここをパリコレのランナウェイと勘違いしているようなその集団を見たとき、彼はポツリと呟いた。
「あれじゃ・・・立たねえ」
はい、そこのお嬢さん方、聞きましたー?貴女、男子に「立たない」って言われちゃいましたよーん♪
私の重厚な男子戯れ歴から言わせてもらうと、総じて男子は女子の服装や髪型についてこだわりが少ない。
ついでに言うと「保守的」である。
好感の持てる無難な服装に手入れの行き届いた髪に薄化粧。
こんなもんで充分なのである。
概して外見での過剰なアピールには無関心であり、ややもすると嫌悪を示すケースが多い。
そうは言っても、世間には「流行」というものがある。・・・例えば今年は「アジアンテイスト」が流行る。
代理店のヒゲのおっさんらが会議室で二日酔いの脳をテキトーに捻って作り出した商業的流行かもしれないが、
気の利いた女子ならば無視できない流行っつーもんはあるにはあるのである。
普段は無難なJJ系ファッションの貴女が、ある日デートにチャイナ襟のカットソーで現れる。
「お?何かいつもと違うね・・・何ていうか・・・アレだね、アレ。大陸的だね」
と彼が頓珍漢なコメントをしたとしても、貴女は
「うん、今年コレ流行っているの」と一言説明すれば、
彼は「ふーん、たまにはイイね、そーゆーのも」となるのである。極めてハッピーである。
これが全身チャイナ服でスリットがヒップまでびしーっの服装になると、
彼との待ち合わせ場所に辿り着く前にキャバクラでとっぱらいの接客させられるので御注意あれ。
つまりは、やりすぎはイカンのである。
このように服装には程ほどの流行を取り入れてもいい。なぜなら代替がきくからだ。
そう考えると男は服装以上に「髪型」に保守的だろう。
ある日貴女はシャープな剃り込みが映えるポマードぎとぎとのリーゼントでデートに現れる。
そして「今年、オールドアメリカンがキテるの」と一言彼に言う。
彼はすぐさまフリーダイヤル9696(クログロ)にコーリングし、
ヘアサポートアクアやイヴクィーンを埋め込むように涙を流して懇願するだろう。
服装は変えられるから良い。が、髪型は一日二日では変えられない。
男は「変えにくいものをイジってまで流行を追う」その姿勢にひく。萎える。結果、立たない。
そんな理由があってかなくてか、私は物心ついたころから常に髪型はストレートのロングだ。
と言っても飽きっぽい私は毎日巻いてみたり、丸めてみたり、捻ってみたり、回ってみたり、飛んでみたりで
私のベースの髪型を見た人は少ないと思われる。
これは単純な自分の嗜好で続けている髪型ではあるが、総じて男性ウケは悪くはない。
ついでにロングであればそうそう美容院にも行かずに済み、省エネでお気に入りの髪型だ。
さて、まとめに入ろう。
このように外見は色々な意味で「大事」であるが、大事=気合を入れるとはややニュアンスが違うのだ。
また外見に力を注ぐのはいいが、力を注ぐポイントは分りやすく表に現れるものとは限らない。
むしろお肌のお手入れ、ムダ毛のお手入れなど「表に出にくい部分」に力を注いだ方が、
女子としての成功の道は見えるのではなかろうか。