「一夜明けたら有名になっていた」とは、イギリスの大詩人バイロンの台詞だ。
「一夜明けたらマツゲがなくなっていた」とは、つい先日世界のM嬢を襲った悲劇だ。
女の命は目力、目力といえばくるりんマツゲ。
「んん!?ほえー・・・」私は何とも情けない声を上げて、すっかり疎らになった憐れな我が眼を見つめた。
未来型ロボット「ドラMモン」の私は、やはりネコの習性よろしくマツゲも生え変わりの周期があるのだろうか。
・・・かなり有力な説だったが、実態は単にビューラーの使い方が悪かっただけのようだ。
コスメオタクの友人に私のビューラーの使い方を伝えたところ、すぐさま実践的スパルタ指導が入った。
つまり、私は「むぎゅう、ぎょりっ」としていたのだが、正しくは「キュッ、クイッ」これだけでよかったのである。
え?「つまり」とかシャープに言い切っちゃってるけど全然つまってないって?
ま、私は納得したからいいのだ。これ以上言及すると不毛な議論に発展しかねない。
結局、私は君のイマジネーションワールドに口出しをする権利も義務もないからだ。Mちゃん、かっけーっ!
・・・話が明後日の方向にぶっ飛びそうな気配が濃厚となってきたので、軌道修正しよう。
しかし原因は分かれど、愛しのマツゲちゃんはなかなか生えてこなかった。
化粧が楽しくないばかりか、仕事生活にも支障を来たすほど「ノーマツゲ生活」は辛かった。
取引先の部長と緊迫感の高い商談を進めている際も
「こいつおっさんのわりに何でこんなにぱっちりマツゲなんやろ」となり、商談は破談。
新入社員の女子から真剣に今後のキャリアについての相談を受けている時も
「こいつ鼻の下にウブ毛が生えているのに何でこんなにマツゲふさふさなんやろ」となり、新人は辞表提出。
・・・劣等感ゆえ羨望、のち妬み時々嫉み、即ち絶望、翻り渇望。
このように、良純さんのデタラメ天気予想のようであり漢語水平考試のようでもあるダウナーな気分だった。
さて、時は経過し今では私のマツゲは天まで届く勢いで復活し、毎日ご機嫌に「キュッ、クイッ」の日々である。
しかし今回の由々しき事件を通じて、つくづく私は女子という生き物の因果な宿命を感じてしまった。
女子は毎日鏡に向かって「世界で一番キレイなのはだ・あ・れ?」と問いかけ続ける生物なのである。
事実が知りたいわけではない。答えが欲しいのだ。
そしてその答えは自分の中にある。
つむじの具合から足のつま先の角質まで全てが「こうありたい」と自分なりに思い描いた状態になった時に
女子は「私が一番キ・レ・イ」という答えを自分自身に差し出すのだ。
よく「前髪が決まらないと、一日中気分がノらないわん。ぷんぷん」とホザく女子がいる。
たとえ他人から見たら「はぁ?いつもの前髪とミジンコほども変わらんやんけ」と言うのが事実だとしても
その女子は鏡の自分に答えを出せなかったことで、気分に「ハリ」が持てないのだ。
もう一回言っちゃうが、つくづく女子というのは因果な生き物だ。
事実よりも気分に属すのだ。
自分自身で「私ってモアイ像みたい」と嘆いている松嶋菜々子級の美女と
「私って世界中の男を征服できるかも」と自信満々のモアイ像似の女では、どちらが幸せになるだろうか。
・・・ま、菜々子の勝ちやろな。
モアイ女は世間の明るい場所に出す前に、私が同姓として鼻息ひとつ荒らさずに東京湾に沈めておくからな。
とまあ、こんなアイロニーな展開で〆てしまうとミもフタもないので。
身も蓋もないってことは、つまりは鍋しかないってことで。
しかし割れ鍋でも綴じ蓋をしたら、鍋としての機能は復活するわけで、これ如何に。
もとい。
前述の両者であれば、もしかするとモアイ似の女子の方が
幸せな「気分」で一生を終えて、暖かい眠りにつける可能性が高いとも言えるわけだ。
例えば「跳ねた前髪」。この現象、この事実を
「サッスーンの最新技術で作った超イケてる無造作なヒネり。今日は何人にスカウトされちゃうかな」
と感じられるか
「寝グセを治さないで外に出ちゃったダメ人間のアタシ。こんな時に限って意中の彼と会いませんように」
と感じられるか。
前者の女子はスカウトはされないかもしれないが、後者の彼女は意中の彼に遭遇する香りがプンプンする。
そして彼の前でも前髪を気にするがあまり、ラヴトークが炸裂しない匂いもムンムンする。
偏見かもしれん。少女漫画の読みすぎかもしれん。でも世の悲運と言うのは弱気な人間について回るのだ。
ということで今回の結論だ。
「女は鈍い方が幸せになれる!!!」
ううむ。・・・勢い余って圧倒的に不条理で間違っちゃった結論に着地したわけではあるが、
その中にキラリと光る真理が感じられないだろうか。
「一夜明けたらマツゲがなくなっていた」とは、つい先日世界のM嬢を襲った悲劇だ。
女の命は目力、目力といえばくるりんマツゲ。
「んん!?ほえー・・・」私は何とも情けない声を上げて、すっかり疎らになった憐れな我が眼を見つめた。
未来型ロボット「ドラMモン」の私は、やはりネコの習性よろしくマツゲも生え変わりの周期があるのだろうか。
・・・かなり有力な説だったが、実態は単にビューラーの使い方が悪かっただけのようだ。
コスメオタクの友人に私のビューラーの使い方を伝えたところ、すぐさま実践的スパルタ指導が入った。
つまり、私は「むぎゅう、ぎょりっ」としていたのだが、正しくは「キュッ、クイッ」これだけでよかったのである。
え?「つまり」とかシャープに言い切っちゃってるけど全然つまってないって?
ま、私は納得したからいいのだ。これ以上言及すると不毛な議論に発展しかねない。
結局、私は君のイマジネーションワールドに口出しをする権利も義務もないからだ。Mちゃん、かっけーっ!
・・・話が明後日の方向にぶっ飛びそうな気配が濃厚となってきたので、軌道修正しよう。
しかし原因は分かれど、愛しのマツゲちゃんはなかなか生えてこなかった。
化粧が楽しくないばかりか、仕事生活にも支障を来たすほど「ノーマツゲ生活」は辛かった。
取引先の部長と緊迫感の高い商談を進めている際も
「こいつおっさんのわりに何でこんなにぱっちりマツゲなんやろ」となり、商談は破談。
新入社員の女子から真剣に今後のキャリアについての相談を受けている時も
「こいつ鼻の下にウブ毛が生えているのに何でこんなにマツゲふさふさなんやろ」となり、新人は辞表提出。
・・・劣等感ゆえ羨望、のち妬み時々嫉み、即ち絶望、翻り渇望。
このように、良純さんのデタラメ天気予想のようであり漢語水平考試のようでもあるダウナーな気分だった。
さて、時は経過し今では私のマツゲは天まで届く勢いで復活し、毎日ご機嫌に「キュッ、クイッ」の日々である。
しかし今回の由々しき事件を通じて、つくづく私は女子という生き物の因果な宿命を感じてしまった。
女子は毎日鏡に向かって「世界で一番キレイなのはだ・あ・れ?」と問いかけ続ける生物なのである。
事実が知りたいわけではない。答えが欲しいのだ。
そしてその答えは自分の中にある。
つむじの具合から足のつま先の角質まで全てが「こうありたい」と自分なりに思い描いた状態になった時に
女子は「私が一番キ・レ・イ」という答えを自分自身に差し出すのだ。
よく「前髪が決まらないと、一日中気分がノらないわん。ぷんぷん」とホザく女子がいる。
たとえ他人から見たら「はぁ?いつもの前髪とミジンコほども変わらんやんけ」と言うのが事実だとしても
その女子は鏡の自分に答えを出せなかったことで、気分に「ハリ」が持てないのだ。
もう一回言っちゃうが、つくづく女子というのは因果な生き物だ。
事実よりも気分に属すのだ。
自分自身で「私ってモアイ像みたい」と嘆いている松嶋菜々子級の美女と
「私って世界中の男を征服できるかも」と自信満々のモアイ像似の女では、どちらが幸せになるだろうか。
・・・ま、菜々子の勝ちやろな。
モアイ女は世間の明るい場所に出す前に、私が同姓として鼻息ひとつ荒らさずに東京湾に沈めておくからな。
とまあ、こんなアイロニーな展開で〆てしまうとミもフタもないので。
身も蓋もないってことは、つまりは鍋しかないってことで。
しかし割れ鍋でも綴じ蓋をしたら、鍋としての機能は復活するわけで、これ如何に。
もとい。
前述の両者であれば、もしかするとモアイ似の女子の方が
幸せな「気分」で一生を終えて、暖かい眠りにつける可能性が高いとも言えるわけだ。
例えば「跳ねた前髪」。この現象、この事実を
「サッスーンの最新技術で作った超イケてる無造作なヒネり。今日は何人にスカウトされちゃうかな」
と感じられるか
「寝グセを治さないで外に出ちゃったダメ人間のアタシ。こんな時に限って意中の彼と会いませんように」
と感じられるか。
前者の女子はスカウトはされないかもしれないが、後者の彼女は意中の彼に遭遇する香りがプンプンする。
そして彼の前でも前髪を気にするがあまり、ラヴトークが炸裂しない匂いもムンムンする。
偏見かもしれん。少女漫画の読みすぎかもしれん。でも世の悲運と言うのは弱気な人間について回るのだ。
ということで今回の結論だ。
「女は鈍い方が幸せになれる!!!」
ううむ。・・・勢い余って圧倒的に不条理で間違っちゃった結論に着地したわけではあるが、
その中にキラリと光る真理が感じられないだろうか。