今日は、電子タバコ(VAPE)を用いた場合の、
「禁煙」について、書きたいと思います!
海外文献の引用もあり、結構難しい話かもしれませんが、
お付き合い頂けましたら幸いです!
禁煙成功率、気になりませんか?
喫煙者の方が、ニコチンなしの電子タバコ(VAPE)を使い、
禁煙を行った場合、どの程度成功しているのか?
気になりませんか???
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180622/03/sasakou1126/1e/f5/j/o1280085414215453171.jpg?caw=800)
電子タバコ(VAPE)の宣伝文句や広告には、
ささこうがオススメしている「ピュアプラス」にしても、
その他「ビタミン水蒸気スティック」カテゴリの製品にしても、
そして、そうでないニコチンなしのVAPEでも。
「コレで禁煙が出来る!」といったニュアンスの、
文言が入っている事が多々あります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180622/03/sasakou1126/db/ff/j/o1300100014215452313.jpg?caw=800)
実際どの程度、成功しているのか!
根拠のない「なんとなく良さげだから」ではなく、
実際行われた研究の結果をもとに、
掘り下げたいと思います!
☆ささこうオススメの電子タバコで、禁煙にトライ!☆
禁煙効果が低いという研究結果
電子タバコ(VAPE)は、
その発想自体は20世紀中ごろからあったものの、
実際に普及しだしたのは21世紀に入ってからとなり、
製品としてはまだ若い、新しいジャンルのものとなります。
当然ながら、その研究自体もまだ道半ばで、
国によって、そして研究機関によって、
肯定的・否定的なものが入り乱れており、
まだまだ検証が必要と言うべき状況です。
そのような中ですが、電子タバコの有効性に否定的な研究結果として、
昨年12月12日付の国立がん研究センターのレポートがあるようです。
これを読んで行きますと、冒頭すぐの所に、
「電子タバコによる禁煙は有効性を否定する結果が示されました」
とあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180622/03/sasakou1126/c7/18/j/o1280085314215453268.jpg?caw=800)
これはネット調査のようですが、朝日新聞でも記事になっており、
かなり広く読まれているようで、
電子タバコを使った禁煙の有効性に、
否定的な意見の根拠にされる事もあるようです。
ですが、
この「電子タバコ」という表現が曲者です。
今までの記事にお付き合い頂いた皆様の中には、
「おや?」と思われた方が、いらっしゃるかもしれません。
そうです、日本で「電子タバコ」と言いますと、
まず殆どの方が真っ先に思い浮かべるのは、
アイコスやグローなどの「加熱式電子タバコ」です。
この国立がん研究センターのレポートを、
読みこんでまいりますと、
「電子タバコには様々な種類がありますが、
種類別の分析や評価までは至っていません。」
という表記がありました。
ここで取り上げられている「電子タバコ」が、
ニコチンを含む「加熱式電子タバコ」なのか、
ニコチンを含まない「電子タバコ(VAPE)」なのかは、
この研究結果では把握・分類できておらず、
平たく言えば「ごちゃ混ぜ」になっています。
ですので、
「ニコチンなしの電子タバコ(VAPE)」の
禁煙効果を示す研究結果としては、
信憑性が低い(信用できない)、
と言わざるを得ません。
禁煙効果が高いという研究結果
次に、上記の国立がん研究センターのものより新しい研究結果として、
米オックスフォード大学の専門誌、
「ニコチン・アンド・タバコ・リサーチ」の今年4月11日付レポートにて、
興味深い研究結果がありましたのでご紹介します。
※日本語訳がなく、英語のみです!誤訳あったらゴメンナサイ!!
それによりますと、慢性喫煙者を、
電子タバコ(Arm1=ニコチン入り)
電子タバコ:プラセボ(Arm2=ニコチンなし)
コントロール※電子タバコ非使用(Arm3)の3つのグループに分類し、
禁煙方法としての、電子タバコの有用性を調べるというものでした。
3か月間、カウンセリングも実施し観察したところ、
Arm1+Arm2のグループは25%が禁煙成功、
Arm3のグループは10%のみが成功という結果に。
Arm1とArm2のグループでは、
Arm1(ニコチンあり)の方が僅かに割合が高かったものの、
結論としては、電子タバコの有用性を示すものでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180622/03/sasakou1126/98/f9/j/o1280077914215453493.jpg?caw=800)
結果の段でも、
「短期間使用での電子タバコの有効性・安全性が裏付け」られ、
さらに、
「電子タバコ(ニコチンを含まないものも含む)を使用する事で、
喫煙者はより良い結果(禁煙成功)を得られる」、と結んでいます。
もちろん、一方は日本、もう一方はアメリカの研究です。
流通している電子タバコ自体も違いますので、
一概に、全て鵜呑みにする事はできないと思います。
ですが、
少なくとも、被験者(喫煙者)をグループ分けし、
どういった種類の電子タバコを使って禁煙を試みたか、
そして禁煙出来た割合を明らかにしている点で、
先の国立がん研究センターのものよりも、
信憑性は高いのではないかと思います。
電子タバコにトライする価値
さきにもお話しましたとおり、
電子タバコはまだ研究が始まったばかりのジャンルです。
ですので、どのレポートも鵜呑みにせず、
一歩引いて考えた方が良いと思います。
ですが、
個人的な意見を言わせて頂ければ、
私を含めて、ニコチンなしの電子タバコで、
実際に禁煙に成功しているケースがあり、
加えて一部の研究結果では、効果が実証されている事を考えますと、
「人によっては、禁煙効果は確実にある!!」
これだけは言えると思います!
なかなか紙タバコ・ニコチン入りタバコを止められない方は、
ニコチンなしの「電子タバコ(VAPE)」を使った禁煙方法に、
トライしてみる価値があるのではないでしょうか!
☆禁煙にトライするなら、コレがオススメ♪☆
今回はここまで!
明日から旅行に行ってまいりますので、
少しだけ、お休みいたします。
次回更新は日曜日を予定しております。
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