論理的に記述された文章(一文一文ではなく、それらがまとまったもの。)とは。
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論理的な文章の構成
最初に自分の主張
次にその主張を支える具体例
最後に改めて自分の主張の再確認
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上記はわかりやすい文章の書き方としても紹介されることがあるが、別に脳科学に裏付けされた普遍的に理解しやすいと判断できる文章構造ではない。
この文章の構造はアメリカ合衆国で習う文章の型である。分かりやすいかはあくまで相対的なもので、アメリカ人は分かりやすいと思うが、他地域の人からすれば「何これ?」となる。
もちろんアメリカ人は文章とはこのように書かれれているものと習うので、他の型(構造)の文章は内容以前にナニコレ?である。
このアメリカのエッセイの書き方(経済の論理)に加えて他の地域の他の型の文章構造として
フランスのディセルタシオン(政治の論理)
高級官僚になるための小論文。アメリカのエッセイは自分の意見が求められるが、これは自分の意見を書く余地はない。
ある命題とそれに反対する命題を組み合わせ新たな考えを導く
イランのエンシャー(法技術の論理)
日本の感想文(社会の論理)
の4つについて「どんな文章構造か」「なぜそのような構造をとるのか・なぜ論理的なのか」が説明されています。
絶版でもないのになぜかメ ルカリでやや高め