「私には、何もないんです」
そうつぶやく人に出会うたび、
胸がきゅっと締めつけられます。
ほんとは、たくさん“ある”のに。
それに気づけないほど、
がんばって、傷ついて、
心を守ってきたんだと思うのです。
だから私は、もう“あるよ”とは言わなくなりました。
どんなに言葉をかけても、
その人の心がまだ受け取る準備ができていなければ、
ただの励ましの音にしか聞こえないから。
それよりも、
「どうしてそう感じたの?」
「いつから、そんなふうに思うようになったの?」
そうやって、
その人の根っこにある部分を
質問するようにしています。
するとね、ある瞬間、
ふと涙がこぼれたり、
少し照れくさそうに笑ったりして、
その人の中の光が、
すこしだけ顔を出す瞬間があるんです。
本当はちゃんと“ある”のに
フタをしていただけ。
その瞬間に立ち会えたこと、
お客様のほほえみが
私にとってのしあわせです。
だから私は、
“あるよ”と伝えるよりも、
“ある”を一緒に見つけていく人でありたい。
言葉で励ますよりも、
心がひらく時間を育てていきたい。

あなたのまわりにも、
「私には何もない」と口にする人がいるかもしれません。
もし出会ったら、
その人の中に眠る光を、
いっしょに見つけてあげてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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