邪馬台国論争の果てにアジアの国境線を溶解しよう | 空堀ホイホイ

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さてさて、素敵なチラシを知人に作っていただきました。

次回の古代史座談会は邪馬台国論です。


夏の終わりに、空堀で、古代へのロマンに思いを馳せましょう。

邪馬台国論争といえば、やはり、何処にあったのだ??という話になりがちです。

僕的には、どこでもいいです。

一番影響を受けたのは、山形明郷説です。


卑弥呼の正体―虚構の楼閣に立つ「邪馬台」国/山形 明郷



この著書だと、邪馬台国は朝鮮半島説です。

これは衝撃でした。

そもそも、日本の古代史はアジア史の視点で読みとくべきだと、学ばされました。

また、文献に依存しすぎた歴史観も、本質を見落としやすい。

そして、その時代の政治にとって、都合のいい歴史観を偏向、捏造されやすい危うさ。

これは、このブログでも何回も記事にしてきた、現代のマスコミの偏向報道、捏造報道に似ています。

最近だと、小保方さんの報道です。

自殺者まで出てしまいました。

これは、マスコミによる集団リンチです。

邪馬台国論と小保方報道について、興味深い示唆をされた動画を見つけました。







結局、こういうお話にたどり着くのが、邪馬台国論争なのです。

冷めますね。

しか~し。

古代史はロマンです。

自由闊達な歴史観が、これからの時代を切り開くと、私は信じています。

本日の終戦記念日に、靖国神社で、日本兵のコスプレをした連中が現れたとか。

未だに皇国史観、日本単一民族説という、狭い、間違った歴史観に縛られている連中が増殖しているのが、実に残念。

この島国は、多民族社会です。

そして、山紫水明な風土が、国民のおおらかな文化を育みました。

国境線があやふやだったころは、大陸との交流も盛んで、混血もしまくってたはず。


そんなこんななお話を、今回もほろ酔いで語り合います。


季刊 邪馬台国 2014年 07月号/著者不明