シタールにしたーるにしたる | 空堀ホイホイ

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ベロベロバー

フロム・アンダー・ザ・コーク・ツリー/フォール・アウト・ボーイ



これまた今更なんですが、先日フォールアウトボーイのこの大ヒットアルバム買いました。

あんましこのバンドのことは詳しくないんです。

でも、このヒット曲はよくラジオとかでかかってたような気がします。

オーバーアムスローがこれとよく似た曲やってたなーとか思ってたら、カバーやったんや。

でも、どうやろ。

ど真ん中過ぎて。


さて、ジミーイートワールドがベースのチューニングを下げた手法を、それ以降のエモコアと呼ばれる(この言葉自体曖昧だが)バンド達が踏襲して、フォールアウトボーイが完全にスタンダードに仕上げた感があります。

日本のバンドだと、エルレガーデンの「サラマンダー」とか。

アップした曲、ヘッドフォンで爆音で聞いてください。

元々は、リンキンパークとヘビーミクスチャー系のバンドがやったでんですけど、もっと元を辿れば、ヘビメタのバンドが半音下げとか、一音下げチューニングしてたのに行き当ります。

チューニング下げる理由はいくつかあるんやろけど、まず、ヴォーカルが歌いやすくなる。

そして、サウンド自体、重たくなって、ヘビーに聞こえる。

ベースの4弦だけを一音下げると、EからDになります。

この一音下げのDの音は、レギュラーチューニングでは存在しませんから、はじめ聞くと、「わー。重い!」って感じます。

伝わるやろか??

ナンバーガールもよくやってました。

あと、くるりもチューニングいじりまくってた。

ブッチャーズやイースタンなんかさっぱりわからん。

あ、この辺のバンドはソニックユースみたいなノイズ志向があったと思う。



知り合いのバンドマンはカポを駆使して、更にわけわからんチューニングで、不思議な音出してた。


多分、民族音楽の楽器って、色々なチューニング方法があるんですね。

例えばバンジョなんかにしてもギターと違うしね。

そもそも、ギターのチューニングの6弦からE,A,D,G,B,Eは何が根拠なんやろね。

未だによくわからん。

そういえば、以前、インド音楽のシタールやってる友達がいてました。

シタールのチューニングもギターと違うらしい。

なんか、シタールは独特ですね。

で、その友達は、「ギターでもシタールと同じチューニング仕様に簡単にできるカポを作って、それで特許取ろうと思ってるねん」って言ってた。

それが商品化されたら名前は

「シタールにしたーる」にしたるって言ってた。

はは。