
高校生の時、「思い出にかわるまで」ってドラマやってたんです。
思い出にかわるまで ウィキ
凄いね、出演者のその後の人生にも因縁を感じさせる。
当時、同級生とこのドラマについて色々話した記憶があります。(ませてた)
石田純一って、役者だったんだよ。
さて、思い出って奴ぁ、なんとも切なく、ほろ苦く、残酷で、儚く、美しいもんですわ。
ドラマでは、前向きな感じで終わってましたが、実際にこんな経験した日にゃ。
しかしね、最近感じるのは、どんな強烈な記憶も、年取ると、結構忘れるんすよね。
「あー、んなことあったけな」って。
もしくは、正確な記憶がどんどん自分にとって都合よく湾曲されていくんです。
ある程度今の自分の行動原理や思考パターンに影響を与えてんやろけど、表層意識ではどーでもよくなっていく。
思い出ねー。
ひとつ強烈な思い出がありますわ。
以前、夜中に突然、部屋のチャイムがガンガン鳴らされたことがあるんです。
そらもー尋常じゃない鳴らし方や。
ピンポンピンポンピンポンって。
で、確か夜中の2時過ぎとかやったから酔っ払いかなんかと思って無視してたんですけどいっこうに治まる気配が無い。
怖いですよ。
で、覗き穴からそっと覗いたんですわ。
そしたら、なんかフード帽かぶった人が延々チャイム鳴らしてんすよ。
この絵図ら、怖かったね~。
ドア開けたら絶対殺される思たね。
ほんで布団被って震えてたんですわ。
そしたら、今度は僕の携帯が鳴ったんです!
きゃー!ってなりますわ。
ほんま怖かったね。
恐る恐る携帯電話見たら、その着信。
以前付き合っていた彼女ですわ(私はそのコにフラレています)
んで、ドア開けたら彼女、びしょ濡れや。
「どないしたん!?」って聞いたら
「ミナミのクラブで遊んでたら水道管破裂してん。始発までおさせて」やて。
この話、女性の友人に話すと大顰蹙ですよ。
え??
その晩、何も無かったかって??
耐えましたとも。
その後、色々ありましたが、教訓。
元カノとは、絶縁した方が、新しい縁がやってくる。
君が思い出になるやうに。