
なんやったけ、田中正造やったかな、、の、足尾鉱毒事件。
なんか、天皇陛下に直訴するんですよ。
小学生の時に国語の授業で習って、なんかいまでも印象に残ってます。
それから、芥川龍之介の「トロッコ」。
あ、それから高校の時に森鴎外の「舞姫」教科書に載ってたんです。
そん時の国語の川島先生ってのが凄い面白い先生で、「舞姫」に纏わる森鴎外の女関係とかを授業でやって、それがめっちゃおもろかった。
川島先生は「森鴎外はこの作品で当時の女に言い訳したかったんやで」みたいなこと言ってたような気がする。
なんか、国語のテストで点は取れんかったけど、印象に残ってる作品は幾つかあるな。
今にして思うと、国語の教科書って、なかなかロックな作品が載ってた。
生き様も。
大体、文学にしろおんがくにせよ、表現に向かう人ってのはどこかしら世間から外れてる人が多いよ。
そういう人達の作品を「こう読みなさい」とか「こう解釈しなさい」とか「ここを暗記しなさい」とか実にくだらん。
その作品や作者に共感、共鳴するかだけでいいのだ。
テストで0点でもいい。
その作品から、何を読み取り、読者がどう感じるかである。
故に、くだらん作品や授業は苦痛で仕方がなかったが。
自分にとって必要な作品や表現は、知らず知らずのうちに、自分で引き寄せているものだ。
押し付けは御免である。
勉強は自分でしたくなった時にやればいいという恩師の言葉が、毎日頭を過る。