ちょっぴり切ない晩秋は青春パンクで涙を拭って駆け抜けろ① | 空堀ホイホイ

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教科書/ザ・マスミサイル

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ちょっぴり切ない晩秋は青春パンクで涙を拭って駆け抜けろ。

ということで、しばらくこの路線で連載してみます。

マスミサイルは、とび職やってた友達が死ぬほど好きでした。

当時、といっても7,8年ほど前、神戸のスタークラブは毎晩、青春パンク系のイベントで盛り上がっていました。

名物ブッキングオヤジがいまして、その人が精力的にイベント企画してました。

このオッサン、ホモらしくて、打ち上げでお目当てのバンドマンに絡んで、数多の伝説を残しています。

今は、潰しに駆けられて、どっかのハコでまたブッキングしてるようですが。

しかしこのオッサンのお陰で神戸は、大阪以上に地元密着で、土着なロックシーンが馴染みました。

大体、イベント遊びに行っても精精4バンドも見たらお腹いっぱいになるのに、このオッサン、8バンド位平気でブッキングしてました。

しかも平日に。

僕もよく遊びに行って、終電ギリギリとかよくありました。

何回かスタクラにも出させてもらいましたが、ライブ後のミーティングがやたら長くて、みんな怒ってました。

スタクラといえば、ガガガスペシャルですね。

当時はゴイステが凄くて、この辺りのバンドと共にスタクラもドンドンハコの格が上がって行きました。

それと、ガガガの毎年企画している、コーリング神戸という、震災チャリティーイベントと共に地元に根付いて、松原くんも、活躍してます。

松原くん、バッサ話長い。

てか、バンドより目立ちすぎ。

思い出すのは、糞寒い冬のスタクラで見た、ロストインタイム。

風邪気味で見に行って、帰りの電車でフラフラになったの覚えています。

そん時も8バンドくらい出てて、熱気に包まれたイベントやったな。

んで、マスミサイルは確か、僕はライブ見れてないんですが、なんしかツレがこの教科書って曲を車の中で、何回もリピートしてて、この曲だけ今も歌えるくらい覚えてて、当時をレイドバックしてしまいます。

そのツレが、この曲の歌詞は俺が言いたいこと全部や、みたいなこといっつも言ってました。

もー分かったっちゅうねん、ていうくらいこの歌ばっかり聞いてましたね。


今でもこの曲聞いてんのか。

だったらお前は、未だに青春真っ只中や。

教科書なんかいらんわの。

俺達が歩いた足跡こそが、教科書やからな。

笑いたい奴は笑え。

泣きたい奴は泣けよ。

そんな、ちょっぴり切ない晩秋は青春パンクで涙を拭って駆け抜けろ