地デジに移行すると共にテレビなんか捨ててしまえ | 空堀ホイホイ

空堀ホイホイ

ベロベロバー

昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」についてだがアメブロ内で検索してみるとご覧になられた方々が見事にテレビの製作者の思うつぼにハマられているのに愕然とした。

皆さん一様に「森さんて良い人なんだ」と感想を持たれている。

番組の作り方としては前半、自民党並びに森元首相の批判やダメ出し、ガス抜きによって視聴者を引きつけ、後半、森元首相を持ち上げ好印象を与える手法であった。

テレビの制作、企画というのは台本があり、製作者が意図を持って視聴者の思考を誘導し、情報の発信者が得をするように作られる。

そして番組の制作には出演者のギャラや諸々の制作費等がかかりタダでは作れない。

よってその資金を提供してくれるスポンサーが必要になる。

公共の電波とか言うが一部の利権にしがみついた人たちにとっての便利な道具であり、決して我々庶民にとって有益なものでは無い。

寧ろ危険な洗脳装置と言っても過言ではないほど影響力のある悪魔の神棚である。

もちろん製作者の良心によって、大変有益な情報を日本全国津々浦々にまで発信出来る素晴らしい文明の利器にも成り得る。

だが現在の日本では稀である。

昨日の放送によって次の参院選で自民党がボロ勝ちするとは思えんが森元首相に対し多くの人が好印象を持ったとするならば以前記事に紹介した平野貞夫の「平成政治20年史」を買って差し上げたい気分だ。

平成政治20年史 (幻冬舎新書)/平野 貞夫

¥882
Amazon.co.jp

この著書の203頁から「談合クーデターでつくった森政権」という章があるがこれを読み聞かせたい。

当時の小渕首相が緊急入院され、その後間もなく亡くなられるのだがそのドサクサの中の密室で森政権は作られる。

この辺りのドキュメントは政治家達の抜き差しのならぬやり取りやエピソードが多く今の政局に結びつく非常に重要な証言として更なる知識を得たいと思う。

ざっくり言えば森政権のせいで日本の改革は10年遅れたのだ。

昨日の放送で森元首相がインドとの外交で貢献したとかアフリカとの外交に貢献したとかロシアと水面下で云々カンヌン、、、、どれも取ってつけたような話を自ら披露し、「俺が評価されるのは何年も先だ」等と言っていたが政治家が外交をやるのは当たり前やろが。

寧ろこれからも私財を投じてでも国民に貢献せんか。

それが出来ないのなら即刻国政から手を引け。

貴様の英雄伝など只のホラ話ではないのか。

テレビで嘘ばっかり喋り散らすな。

これは出演者全員にも当てはまる。

この番組のスポンサーも要らない。

そのスポンサー企業に融資している銀行も要らない。

毎日朝から晩まで国民を愚弄するな。


俺は次の参院選ではどう間違っても自民党にだけは絶対投票しない。

そして周りからウザがられても草の根的に政治や天下国家の話、選挙の大切さを周りの身近な人たちに訴えていく。



地デジに移行すると共にテレビなんか捨ててしまえ。