南行き | 空堀ホイホイ

空堀ホイホイ

ベロベロバー

The Southern Harmony and Musical Companion/The Black Crowes

¥766
Amazon.co.jp

ブラッククロウズは1stを挙げる人が結構多いけど、僕的にはドラムのミックスが嫌でした。
当時のLAメタル全盛の中、彼らのルックスから好きになった友人も何人かいた。
未だにカッコ良かったて言うもんな。
あとオーティスのカバーでしょ。
コピーしたね。
ウルフルズのトータスもこの曲演りたいが為のようなカバーアルバム出してた。
だからあの辺の世代のストーンズ好きのヒーロー的なバンドだったのだろう。
実際ストーンズが90年過ぎてから回顧的な側面の強い作品出したりして、サザンロックが流行ってた。
オジーのギターリストのザックワイルドなんかもソロでオールマンやレーナードスキナーズの影響を惜しげもなく露にしてた。
TRAVELLER/トータス松本

¥3,000
Amazon.co.jp
ストリップド/ザ・ローリング・ストーンズ

¥2,548
Amazon.co.jp

プライド&グローリー/ザック・ワイルド

¥2,854
Amazon.co.jp

ルーツ音楽の話はドンドン繋がるけど日本人が実践するとなるとなかなかオリジナリティーを出すのが難しい。

確か96年頃だが、グレイプバインの田中君が所属していたバンドとセッションしたことがあった。
因みにバンド名がフェイセスの曲名からそのまま頂いた「パイナップル&ザ モンキー」
どんだけ好きやねん。
後に田中君、「南行き」て曲書いてた。
Here/GRAPEVINE

¥3,059
Amazon.co.jp

紹介したこのブラッククロウズの2stはそんなルーツ音楽が金科玉条の如くな作品には聞こえないけどね。
寧ろレッドツェッペリンの土着を下地にしながらも、独創性を求めたスタンスを感じる。
メンバーもジェーンズアディクションをリスペクに挙げていたように、オールドロックファンとは温度差があったと思う。

リテュアル・デ・ロ・ハビテュアル/ジェーンズ・アディクション

¥1,835
Amazon.co.jp

つまりリズムのバリエーションの解釈なのだと思う。
この2stは既にリフやコード進行が独創的になっている。これはパンクの解釈に近い。

オアシスと一緒にツアーを周っていたのも好感が持てる。

最近のオルタナカントリーと呼ばれるバンド達と同列に、いま一度再検証して欲しい作品だ。