先週末は、合宿でガッツリセミナーでした。
合計12時間の知恵熱コースでした。笑

以前、このメルマガでも取り上げたことがある
大阪で活躍する大城コーチのお友達の
娘さんがフィギュアスケートをやってます。

14歳の娘さんのことで
ご両親から相談を受けました。

で、その娘さん、お母さんと一緒に
今、ロスにいます。

1週間くらいの短期合宿みたいな感じで、
世界のトップ選手が練習するリンクで
うちの娘と一緒に充実した時間を過ごしています。

日本のスポーツ界はまだまだ
レベルが低いって思わせる話を
その子のお母さんがシェアしてくれました。

思いっきり風穴あけてやりたいな。
たくさんの才能がつぶされてるって思う。
底上げしたいなーー。

っていうわけで短期の渡米だったので
もうすぐ終わっちゃう。
「帰りたくないよー」って言ってるそうです。

このメルマガを書いているこの時間、
妻と娘、その子とお母さん、4人で
ディズニーランドに行ってます。

Facebookから楽しそうな写真が
いっぱい送られてきます。

くっそーーー
俺も行きたいーーー!


というわけで、
本題に行きましょう。

福井県在住の女性から頂きました。

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現在4歳の娘がいます。
できるだけ娘の意志を尊重し、
娘がやりたい!といったことにはNoと言わずに、
やらせることを意識して子育てをしています。

・・・が、日々少し対応に困るのが、
『時間が取れない時の対応』です。

例えば、
『夜は9時~9時半くらいには寝かせたい』

そこを目標とすると、
8時~8時半ぐらいには
お風呂に入って眠る準備をさせる・・・
環境にもっていきたいところ、

娘が突如、7時半ぐらいから
絵具で絵を描きたい!と言い始める。

まだ時間もあることだし、
「8時までならいいよ!」と言って
始めたはいいものの・・・
8時には終了しない・・・。

その後時間設定をしても
なかなかやめようとせず・・・

最終的には、
脅し文句(怒るとかではなく、
「お約束を守れないなら、
絵具はもうなしだね」という感じ)
を使って強引に辞めさせる、
という手段をとってしまう事があります。

できることなら、強引に・・・ではなく、
うまく誘導しながら事を
運ばせたいと思っているのですが、
「時間を意識しだすと」つい安易な方法で
解決させようとしてしまう自分がいます。

佐々木さんなら、
こういうときどう対応されますか?
ーーーーーーーー


単にスムーズに事を運ぶという
視点以外にも、子育てには
色々な観点がありますね。

なので、こういう状況設定をされた
子育てに関する質問に対して回答するのは
とても難しいですね。

僕は2歳の娘の父に突然なりました。
そして、寝かしつけるのは僕の役目。

当日間は夜の仕事をしていたので
9時に家を出て行きます。

9時までに妻と一緒に寝られるときはいいですが
3歳、4歳くらいになるとそれもできず、
寝るときはいつも僕と2人。

でも、楽しくできたね。

僕は親になる事はしませんでした。
そこで親になろうとしていたら
うまく行かなかったかもしれません。

僕は、子供の心を持っています。
その子供の心が何を求めているのかは
わかっています。

でも、子供を育てるという
いわゆる子育てのことは知りません。
そもそも、子育ての理論なんて
何を根拠に言っているのかって思います。

発達心理学は学びました。
でも、子供の心を大人の視点から
分析しているに過ぎず

大人が理解するのに役立ちますが
子育てにとって本当に有効かどうかなんて
誰にもわからないのです。

「NOと言わない」というのも
ちまたでは言われていることですが
僕は鵜呑みにはしません。

ダメなものはダメなんですから。
でもそのダメな事の伝え方は
重要だと思います。

というわけで、、、

正しい子育て論なんて存在しない。
あえて言うなら目の前の子供の心と対話して
自分の心が感じている事に正直に生きることくらいかな。

っていうのが僕の立場です。

以下、僕だったらどうするかという
回答です。


まず、8時までなら、、、という部分。

4歳で本当に時計を読めるのか、
僕は疑問です。

さらに、8時の意味に関してです。
これは子供にはわかりません。

親の意味する8時は、
次の日に眠たいからとか
十分な睡眠時間をとるとか

規則正しい生活習慣とか
色々な意味が込められますが
子供はそれの意味を理解できないです。

もし僕が時計を目安とするのなら
8時という言い方ではなく、
この針がここまで行ったらという言い方で
さらに、途中経過を示します。

今、ここにあるね、
今、ここまで動いたよ、
あともう少しだーーー。

みたいに、感情も込めますし
時間が減っていくことに対する
子供の気持ちに同調して
焦りや残念な思いを言葉に込めます。

で、寝るときは寝る前に必ずやる楽しい事、
例えば読聞かせなど、その条件づけをしておけば、
子供は次の楽しい事をやる感覚で布団に入ります。

結局、親の都合ではなく
子供目線でということですね。

これをやるためには
自分の中の子供の部分をしっかり
活性かさせて大人の自分と
上手に融合させる事ですね。

簡単ですが、以上です。


では、今日も笑顔で元気に!
ありがとうございました。



佐々木


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