今回の腰の痛みから学んだことが引き金となり、
その後、次々に人生の方向性が変わる出来事が起こり続けます。
今日は、その後の出来事についてシェアさせていただきますので、
少しお付き合いください。
6月1日、私は私の生き方に対してハラをくくりました。
他人からの評価、批判などの恐れを受け入れました。
そして、行動することを決めました。
私が今まで得てきた知識、技術、経験をフル活用し、
私が持っているものを手渡すことで何かの役に立てるのなら、
たった一人のあなたのために全力で関わってみよう、と。
そう決意した瞬間、最初のテストがやってきました。
それは、妻との関係を1からつくり直すこと、
11歳になる娘との関係を1からつくり直すことからスタートすることでした。
過去4年間、自分の殻を破るために必死に取り組んだ仕事、
家族に対して、妻に対して、その必死さゆえにまったく心を通わせたコミュニケーションをとらなかったことで、
夫婦は離婚の危機を迎えるほどに関係が悪化してしまっていました。
そのことに気づかずにいた私がいました。
6月1日に、ハラをくくったとたん、
妻から言われた「もう一緒に居れないよ」という言葉。
なぜ?俺がいったい何を・・・。勝手なことを言うな。
どれだけ必死にこの4年間、お前たちの為に働いてきたと思っているんだ?
そんな、怒りと混乱の気持ちの中で、
妻からの拒絶に対する恐怖を受け入れ、
ハラを据えて対話しました。
自分が必死で頑張ったこと、
妻を理解する許容量を持っていなかったこと、
誤りました。
その上で、私は妻に宣言しました。
俺の生き方は、今の自分に正直に、自分が真実だと思うことを全力で生きる。
未熟さゆえに、あなたを傷つけることも、これからもあると思う。
でも、そうやって生きることが、
唯一の成長の道だと信じている自分がいる以上、
この信念を曲げて生きることはできない。
もし、そんな未熟な俺に絶えられないというのなら、
俺が家を出るから、正直に言って欲しい。
自分が幸せにしてあげられないのに、あなたを引き止めることはできない。
ただし、これだけは知って欲しい。
俺は、あなたのことも、娘のことも、世界でたった一つの家族であることは、
今もこれからも絶対に変わる事は無い。
私の気持ちが妻の心に届いてくれたのか、
私たち夫婦はもう一度、ゼロからやり直すことを決めました。
今思えば、このとき私がそれまでの自分みたいに中途半端なままだったら、
本当に別居していたんだろうなあと思います。
私達は、本当に一瞬一瞬選択を迫られているのだと
常々忘れずにいたいと本気で思います。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。
明日もまた続きのお話をさせていただきたいと思います。
今日一日、あなたが最高の勇気と共に生きられますように
心からお祈りいたします。
佐々キングこと
佐々木浩一