北朝鮮に拉致された可能性を否定できない特定失踪者大沢孝司さんの従兄弟で、ワシントンDCらち連絡会代表の浅野泉さんから、下記のようなメールが届いた。お読みあれ。


拉致被害者大家族会

前略

皆様にいつも大変にお世話になっております。

さて添付のように北朝鮮による拉致被害者家族による拉致被害者大家族会を発足いたします。

正式な結成日は10/23です。当日都庁の場で発足いたしますので、皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申します。




発足の趣旨は、拉致被害者家族を救出するための突破口を開くことです。

拉致問題が語られて既に久しいですが、拉致被害者の救出に人々の同情はあっても救出のための具体的な動きは何もなく、言葉はあっても実行が伴わず、人々は皆それぞれのしがらみの中で現状維持が続き、そして問題は少しづつ風化しています。


私達はそれを受け入れることはできません。救出のための実行がなされて果たせないならまだしも、意味のある実行が何もなされないままただ慢性化している、できることがないならまだしも、できることがあるのにやろうともしないで惰性化している、私達はそれを受け入れることはできません。

拉致被害者を救うために、私達は拉致被害者の大家族会を発足します。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

草々


追記:より詳しい情報が必要な場合はご連絡ください。(大家族会発足要綱の2ページ目からは都合で省略してあります。)


このご連絡は非認定の拉致被害者、大沢孝司の従兄弟の浅野泉からご連絡を差し上げました。






拉致被害者の大家族会を作りましょう!
-ほんとうに自分の家族を救うために-


 このままでは、拉致被害者は救えません。
 他人任せでは、自分達の家族は救えません。もっと家族自身が前に出て、より多くの家族が協力して、自分達の家族をほんとうに救出するためにがんばらなければなりません。そしてそれが横田さん達のやってきたことです。横田さん達は、はっきりした認定どころか、まだ拉致という言葉さえ一般には知られていない中で、救出のための活動を始めました。そして血の出るような努力を続けて人々に訴え、少しづつ少しづつ日本を変えてきたのです。しかし横田さん達にだけ任せていても、ほんとうに救出するのは無理です。まだ国民の多くは、拉致はかわいそうなめぐみちゃんの話だと思っています。もっとより多くの家族が協力していかなければなりません。認定の有る無しにこだわっていたら、何もできません。みんなが協力しなければならないのです。
 10月23日の東京の大集会のおりに、次のページのように大家族会を発足したいと存じます。皆様のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
 誤解の無いように付け加えますが、調査会は絶対的な証拠が無いのに拉致と決定はできないのです。だから特定失踪者としか呼べないのです。しかし家族が訴える時、拉致として訴えるのは当然のことです。今後、今認定されていない家族は、この大家族会の一家族として、今まで同様あるいは一層の家族の救出のための努力を続けていくことになります。これにより一般国民の意識が変わり、政府も大家族会を無視できず、拉致被害者の救出に本気になるでしょう。



 一行一行、一言一言におっしゃるとおりだと頷きながら読んだ。大人数になるから、大変だろうが、拉致問題解決の大きな力になるに違いない。
 北朝鮮民衆の解放のために戦っている人々とも連帯していかれることを信じて、大家族会の結成を支持し、微力ながら支援していこうと思っている。


$拉致被害者救出荒木調査会代表支持勝手連-kyushutu2



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