報道による警備のために金賢姫氏の行動はテレビなどで公開されないとのことなので、横田夫妻や飯塚一家との涙の対面を視聴者が目にすることはなさそうだが、青木氏が指摘している面会劇の裏にあるものに変わりは無い。

青木直人BLOGより
金賢姫

2010年7月19日 01:47

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金賢姫が20日に来日する。ワイドショーはすでにこの話題を取り上げ始めた。
結論から書く。彼女の来日は結果として、対日世論工作の色彩を強く帯びたものになるだろう。
金は過去教育係だった田口八重子さんの家族と会見し、「李恩恵先生」との思い出を涙ながらに語るはずだ。テレビカメラが涙をクローズアップする。
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そこに映るのは、北朝鮮という国家に振り回された不幸な女性というイメージである。その一方で、横田めぐみさんたちの最新情報はもちろん出てこない。彼女は韓国在住、すでに20数年、新しい情報を自身で知りえる立場にはないからだ。

彼女が日本で口にするのはこれまで同様に、「北朝鮮とは話し合いが大事。彼らの面子を立てることが必要です」という友情に満ちた?日本国民と拉致家族会への「アドバイス」になる。
この発言は韓国政府・国民の本音とも重なり合う。そればかりか、中国、ロシア、そして朝青龍のモンゴルなどの周辺国ももろ手を挙げて大歓迎である。日朝接近と日本からの経済支援再開をいまか、いまかと渇望しているのが彼らだからである。当然、いまのような制裁と対決姿勢はマイナス要因にしかならない。だからこそ、日本国民の側は、冷静に、冷静に、リアリズムに徹して事態を観察するべきなのである。彼らの国益と日本の国益は違うのである。

先走って書いておけば、日本国民だけが東アジア周辺国の思惑に気づくことなく、いずれは10%にもなる消費税などの血税を「朝鮮半島の緊張緩和」のために投じることの是非が問われなくてはならないのだが、大手メディアはそこまでは踏み込まない。

贖罪派の朝日新聞、毎日新聞は謝罪とセットの「経済援助」が労働党政権や日本の政治家たちとの間の私的マネーにされ、腐臭を漂わせたものになる可能性についてはなんら警告しない。当然、掘り下げた取材もないだろう。
理由はそれこそが、彼らが信奉してやまない「戦後民主主義」言論のタブーに触れる領域だからなのである。

ここで言う「戦後民主主義」言論とは「悪しき日本」と「善なるアジア(ただし中国と南北朝鮮のみを指す)」という一方的なドグマのことである。それゆえに、彼らが日本の援助が「喜び組」の舶来の高級な下着に化けるだけだという北の政治構図を指摘することはないだろう。

(途中省略)

こうして「世論」がつくられ、日本人の富が収奪されてゆく。
NLCだけはこうした欺瞞を事実をもとに徹底的に暴いてゆくつもりである。

 (以下会員向けのご案内省略)


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 演出が小沢一郎なのか、李明博なのか分からないが、青木氏がおっしゃるように、日本国民の側は、冷静に、冷静に、リアリズムに徹して事態を観察しよう。北朝鮮を巡る国益は中・韓・露・モンゴルなどと、日本のそれは違うのである。

 URLをクリックしてサイトに飛び、全文をお読みあれ。


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