では、「椿の花咲く頃」の感想です
 

 

 

これは、文句なし

★★★★★ 星5の作品です

 

韓国のドラマの賞を総なめにしたそうですが、

納得

 

誰にでもすすめたい、見てほしいとてもいい作品でした!

 

 

ところで、この作品ですが

じつは時代設定が少し前、10年~20年ぐらい前の設定なのかなと

2話ぐらいまで思っていました。(バカ)

 

服とか生活の雰囲気が

いつも見ている韓国ドラマのソウルの風景とは違っていたからです

 

でも、思いっきり現代の話でした

すみません

 

地方が舞台なのですが

こんなにソウルと違うんですね~

というか、日本もそうか・・

 

このドラマですが

かなりきちんとしたサスペンスです

意外でした。

 

かなり残酷な、やりばのない怒りが湧いてくるような

嫌な話です。

 

わたし、サスペンスは好きだし、素晴らしい作品もたくさんあるとは思っていますが

人殺しがでてくる話をあえて人にすすめようとは思いません

いままで書いたブログでもサスペンスで星5をつけたことはないかと思います

 

だけど、これは星5です

それ以外はありえませんでした。

 

なぜなら(見ればわかりますが)とっても温かい人情劇なんです

人の優しさがあちこちにちりばめられて

涙が止まらない

思いっきりわたしのツボを刺激してくれた

もうまいっちゃう話なんですよ!!

 

 

話は

オンサンという地方の小さな町

町中の人が子どものころからの知り合いで

よくも悪くもプライバシーなんかないようなところに

コン・ヒョジン演じるドンベクという女性が引っ越してきます。

 

しかも未婚で小さな子どもを連れて

スナックを始める

 

よそ者というだけでも気になるのに

噂好きの人からすれば格好の餌食になるような

ネタ満載の女性

 

女性からは結構意地悪されますが

この町では貴重な「知り合いがやっていない店」のため

男性からは気楽に愚痴も言える場所として結構繁盛していた

とはいっても、母子が生活できるだけのぎりぎりの収入ではありますが

 

そして物語は始まっていきます

 

 
 
この必死で生きているドンベクをものすごく好きになってしまうヨンシク(カン・ハヌル)
この猛アタックぶりがほほえましすぎて泣く!!
 
子どもの父親との再会
子どものころに自分を捨てた母親との再会
など、ドンベクを取り巻くややこしい人間模様も
見どころですが
 
 
↑この人を中心とした
町を牛耳る女性たちの
意地悪かと思ったけど実はやさしいところに笑ったりうるうるしたり
大変です(それにしてもこの人、いろんなのに出てる。売れっ子)
 
最後に、
ヨンシクがある人にいうんですが
「世の中は悪い人よりも善人のほうが圧倒的に多い。一握りの悪人には絶対に負けない。
数の問題なんだ」
と、いうようなことを言うんですが(正確ではない)
 
そうだよな~って当たり前のことなのに泣けた
人を殺すような、どうしようもない
頭のおかしな人間なんて、確かに毎日のニュースにはでてくるけど
殺しをする人と、殺さない人とどっちが多いのかなんて
分かりきってる
 
堂々と善人の場所にいよう
いつも優しいわけじゃなくても
全く優しさがない人間もいないんだし
ここぞというときに誰かを助けられる人間になりたいと思った。
 
これ書きながらも思い出して泣きたくなる
ハートフルなドラマです。
 
前に、このブログでコン・ヒョジンははずれのドラマが多いと書きましたが
これ大当たりですね
すみません
 
ところでこのドラマでもコン・ヒョジンは「すごい美人」という設定なのですが
毎回、コン・ヒョジンが美人といわれていると違和感を覚えるのは私だけでしょうか・・・
(すみません。)
 
まあ、このドラマでますます好きな女優になりました。
 
まだ見ていない方
2020年の締めくくりとしてふさわしいドラマです
 
本当にお勧めなのでぜひどうぞ
 
アンニョン