ウエアを編むたびに余り糸が残り貯まっていきます。捨てるのはもったいないので何かつくりたい。
 
今年の春につくったプルオーバーの残り糸でティーコージーをつくりました。

材料    
内藤商事ナイフメーラ、アンタレス
使用かぎ針    5/0号

模様はクロコダイル編みとよばれるかぎ針編みの模様編みです。模様の編み方は「もっと楽しむかぎ針編み  ワンダークロッシェ」ヴォーグ社を参考にしています。
模様編みの編み方を練習しゲーシをはかります。あるだけの糸で完成させたいので必要な糸量を計算します。
糸の質量をはかるためには0.1g単位ではかれるデジタルのはかりを愛用しています。
 ドーム状に編みたいので減目の割り出しがやや難しい。鱗模様が崩れないように編み方を試行錯誤で探ります。

  一段編むごとに記号図でメモします。

およそのつくり目数(模様数)、段数を決め割り出し図をかきます。
  上部で減目してきれいなドーム状にするにはつくり目の模様数が4の倍数か6の倍数が適しているか?…などと考えながら割り出しを考えるのは楽しいです。
  最上部の割り出しは編みながら考えることにします。

中頃までは増減無し、
上部は各段4ヵ所で減目しますが、
減目位置は変えます。
最上段は鱗模様がいい感じになるように変則的な減目で6模様にしました。

およそ一日で完成しました。

上から見る

紅茶をいただくときも気軽に使っているのはガラス製の急須です。注ぎ口が小さいので、ティーコージーは全体に被せる形状にしました。

 まだ糸が残っていたのでマットもつくりました。こちらはリフ編みです。
平らですから編み方は簡単ですが、糸の量が限られている点が難しく何度か編み直して一日かかってしまいました。


こんな感じで使います。


このポットの容量2杯分以上です。一人でゆっくりティータイムを楽しむとき2杯目も温かくいただけると思います。

 温かいお茶が美味しい季節が楽しみです。