「ビートルズを語る資格」云々がポストに流れてきたので、「落語」「プロレス」に当てはめてみると楽しくなってきた。


だいたいこういうことの発端は「おっさん」だということ。所謂「マウント」の取り合い。


「マウントって普通に使ってるけど本来の語源知ってるのかい?八っつぁん」

「マウントはマウントですよね、隠居さん」

「なんだよ。知らないじゃないか。知らないならマウント語る資格なんてないよ」

「いや、世間話のネタとして言ったんですから、そんなガチで話すつもりはないですよ」

「おいおい、これは困ったことだ。お前さんはガチ、ガチって言うけどガチって、そもそも何から始まったのか分かって使ってるのかい?」

「ガチ?そーいや、知らないですね。」

「そーか、まあそうだろうなあ。ヤオガチだよ。」

「は?なんすか??」

「ヤオガチ」

「ありがち」

「まぜっ返すんじゃないよ、八っつぁん。それじゃ昨日信楽さんが入ったスープカレーのお店じゃないか」

「なんすか、信楽さんって?」

「なんだい、信楽さんのことも知らないのかい?そうかいそうかい。それじゃ金輪際偉そうに落語のこと語る資格なんてないよ」

「冗談言っちゃいけねぇ」



と言うふうに、圓朝志ん生文楽円生小さん志ん朝談志聴いてなくても落語の話してもいいですよね。その成り立ちとか先人とか知っておくともっと楽しめますよ、という性質のもの。受け手にとっては楽しいか楽しくないかだけなんで大きなお世話です。ボクなんか百年目のあらすじ言えと言われたら自信ないです。すみません。あと、寝る前に落語流しても枕で寝落ちするからなかなか最後まで聴かない。あと、ここ数年は自分がお手伝いする落語会しか聴いてないです。なので、いつもいらっしゃるお客様の方が札幌落語会事情を語る資格があると思います。

ごめん。

センスの向きも分かんないし。









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