この企画を考え始めたのは5年くらい前。

とある雑誌の喬太郎師匠へのインタビュー。

「師匠の今後の夢は何でしょうか?」(記者)

「僕のことを知らない街に行って、普通に落語をお喋りすることです」(喬太郎師匠)




まだサンピアザ劇場が無くなるなんて思いもしなかった頃のことです。その時は、あー5年後退職してそこそこ身軽になってから、喬太郎師匠のその夢のお手伝いできたらいいなあ。と。


4年前。「喬太郎北伝説8」の打ち上げ。ピロスでの二次会。喬太郎師匠に恐る恐る「あの、雑誌のインタビューで話されていた師匠の夢。僕でよければいつか必ず実現させますから。お手伝いさせてください。」とお話ししたら師匠は、スッと右手を僕に差し出してくれて、お互い握手したんです。



(このとき!)




そして、コロナ、サンピアザ劇場閉館。「喬太郎北伝説」終了。


思わぬタイミングでこの企画を始めることになりました。


機会あるたびに(もちろん、そんなにないけど)師匠は「来年の阿寒湖が楽しみです」と嬉しいコメント。



とうとうあと10日となりました。

会場の「ホテル阿寒湖荘」も落語会は初めて。もとろん僕も初めて使わせていただく会場。

不安と緊張感すごいです。


でも、唯一変わらないのは「喬太郎北伝説」の時から手弁当で手伝ってくれる仲間たちの存在です。東京から、札幌から旭川から岩見沢から何時間もかけて駆けつけてくれます。

そして、「喬太郎北伝説」時代からのファンの皆様もたくさんの時間と手間をかけて阿寒湖までいらっしゃる心強さ!


ありがとうございます。



僕はいつも通りとはいかないと思いますが、スタッフといつものお客様はいつも通りで。



まだまだ準備は続きますが、いろいろお楽しみ用意してます。ご期待ください。



あと9日。