PSA高値 前立腺生検までの待ち時間、どのくらい待つのか? 出来るだけ待ち時間が少ない生検を目指して 佐々木クリニック泌尿器科芝大門
前立腺生検、これは、前立腺がんの確定診断をつけるために必要な検査となります。
PSA 前立腺がん腫瘍マーカー高値
⇩
・前立腺MRI検査で異常所見+
・直腸診の異常
・PSAが継続的に上昇・・など
上記のような場合、次のステップとして
前立腺針生検を行います。
MRI異常部位があれば、標的生検(狙撃生検)を行う場合があります
ここで、癌ではないかと言われ不安です・・・といった方多いかもしれません
一般的に、受診してから生検までは数週間から1-2カ月後に行われることが多いです!
もちろん、これは各病院、地域によって異なると思います。
前立腺がんは、比較的緩やかに進行するのでこうした待ち時間は問題ないことが大半です。
しかし、待ち時間が長いと不安ですね。
佐々木クリニック泌尿器科芝大門では、早めに行いたい患者さんは極力早めに行うよう努力しています。月に現在20件前後の日帰り経会陰前立腺生検+標的生検を行っております。
その前に・・
その生検、本当に必要ですか?
生検による診断、その後の治療などは、早期発見が本当の目的ではなく、がん特異死亡率の低下、つまりこうした検査、もしがんが見つかった場合に治療を行うことで、前立腺がんで亡くなる可能性が低下することが目的です!!(早期発見しても予後が変わらなければ、治療を受けるメリットがないこともあります、)
PSAが高い、それだけで生検を行う必要性は判断できません。総合的に判断する必要性があると考えます。
年齢が若く、前立腺の炎症を起こした後のPSA高値で、いきないMRIや生検を勧められた、生検まで行う必要性があるか?
炎症後はPSAが上昇することがあります。炎症後の低下をみて、正常値に低下すれば総合的にがんを疑う所見がなければ生検まで行う必要性はないと考えます。
生検が必要かどうかはよく相談しましょう!
もちろん診断には生検が必要ですので、必要な方は適切に生検を行う必要性があります。
佐々木クリニック泌尿器科芝大門では、日帰りで経会陰前立腺生検+標的生検施行を行っています。
日帰りの経直腸生検は、痛み等を伴うことが麻酔方法によっては多いかもしれません。当院の生検は経会陰生検(アプロ―チが異なります)で、仙骨硬膜外ブロック麻酔と局所麻酔を行うことで生検中(針を刺すとき)は強い痛みを伴うことはほぼありません。約15分程度終了し、その後少し休んで、普通に歩いて帰宅します。お気軽にご相談ください。
可能な限り素早い診断を目指しています!
院長が全ての生検を行ってます。
生検診断は、万が一、がんが見つかった場合の治療方針検討でも非常に重要な意味を持っていますので、
佐々木クリニック泌尿器科芝大門