第37回高精度放射線外部照射部会学術大会 共催セミナーで当院で行っている前立腺がん放射線治療前の日帰りスペーサー挿入についての講演をしました!

 

皆さんこんにちは。

 

3/2、東京駅近くで開催された、第37回高精度放射線外部照射部会学術大会で、当院で行っている日帰りスペーサー挿入についての講演をさせていただきました。

 

スペーサー挿入とは、放射線治療前に直腸と前立腺の間に、ゲルを注入する処置です。

 

詳しくは↓

 

 今回は、医療連携でほかの病院からの紹介から処置を行い、お戻しするまでの流れなど、佐々木クリニック泌尿器科芝大門では、昨年4月から本年2月までに42件のスペーサー挿入を日帰りで安全に施行し、その内容を講演させていただきました。

 

通常、入院で行うことも多いですが、当院では、連携医療施設からの患者さんを日帰りで行っています。局所麻酔で、金属マーカー留置を含めて約20-30分で終了します。

 

当院は、経会陰手技に力をいれており、昨年2月から本年2月末までに、116件の経会陰生検+標的生検も行いました。

こうした日帰り手技が、患者さんにとっても入院が不要、入院費がかからないメリットがあると考えています。

 

スペーサーを挿入すると、データ上では、ほぼ放射線の直腸障害は起こらなくなります。

メリット、デメリット、また適応等がありますので、ご質問等がある方は、お気軽にお問い合わせください。