院長の記事が、日刊ゲンダイにでました!”phi”について
前立腺がんスクリーニング検査として、PSA(前立腺特異抗原)の採血が行われます。
高い場合、がんの疑いがあります。
ただし、前立腺内部にあるたんぱく質で、炎症や肥大症でも上昇することがあります。
高い場合、特にグレーゾーン追加検査のひとつとして "phi(プロステートヘルスインデックス)"といった採血があります。
測定には条件がありますが、PSAグレーゾーンの場合に、一つ参考になる検査です。
ただし、phiが異常値だからすべて、生検が必要というわけではありません。
下記も参考にしてみてください。
PSA高値、生検や前立腺がん治療の目的は、早期発見が本当の目的ではありません!
真の目的は、がんの診断、治療を行うことで前立腺がんでなくなる可能性が低下することです。(これをがん特異的死亡率の低下といいます!)
診断、治療しても予後が改善しないのであれば、むしろ治療しないほうがいい場合があります。
PSA高値だからすぐに生検といったわけではありません。
ご心配な方は、いつでもお気軽にご相談ください
佐々木クリニック泌尿器科芝大門