前立腺がんと診断、治療に迷っています! セカンドオピニオンでの相談について 

 

  

 

皆さん、こんにちは。

今日は、前立腺がんと診断された後の治療選択についてのお話です。

 

PSA高値で前立腺生検を行うと、前立腺がんがみつかりました。

医師から、

 

    

生検で、前立腺がんがみつかりました。

今後、根治治療の必要性があります。

治療については、いろいろ検査してから相談していきましょう。

こんな説明を受けると思います。

 

画像検査上、転移がない場合、限局がんとして、手術や放射線治療などが行われます。

 

 

手術は、

・ロボット支援手術

・腹腔鏡手術

・開腹手術など

 

放射線治療は、

組織外照射として

・IMRT

・3DCRT

・トモセラピー

・SBRT・・・

 

粒子線治療として

・重粒子線治療

・陽子線治療・・・

 

組織内照射として

・小線源治療(LDRBT)

・高線量率組織内照射(HDR)など

 

その他・・ 

様々な、治療選択肢があります。

 

では、どの治療がいいのか? これは非常に難しい問題です。

というのは、ガンの状況は個人個人で異なり、もちろん根治性が第一ですが、その他、排尿障害の有無、性機能温存希望の有無、入院期間、通院での加療希望・・・ 様々な因子を考慮して検討していく必要性があります。

 

 

一部の先生方は、根治性が変わらないとの理由で、自分の得意な治療を進める場合があります。

例えば、泌尿器医は手術をメインで行いますので手術を強く進める場合や、放射線治療医は放射線が専門ですので放射線治療を進める場合があります。もちろん、これが誤っているということではありません。

 

大事なことは、手術、放射線治療にそれぞれメリット、デメリットがあり、その両方の説明を理解した上で、治療を決めていくことが重要です。

 

ただし、外来では、十分な時間がなく、その時間で理解することが難しい場合がありますが、まずは、よく主治医と相談が第一です。

 

ただ、ここで治療選択の判断ができない場合は、セカンドオピニオンを受けることがベターです。

 

しかし、セカンドオピニオンもどこで受ければいいのか。

実は、これも非常に難しい問題です。

ご高名な先生のセカンドオピニオンを予約して受けたが、一方的で満足いく意見を聞けなかった、こんなこともあると思います。

 

手術や放射線治療などに精通した医師に相談をお勧めします

 

佐々木クリニック泌尿器科芝大門では、手術や小線源治療などの放射線治療に携わってきた立場から、手術、放射線療法を対等に加味した上でのセカンドオピニオンを行っています。

 

セカンドオピニオンでは、話は聞いてもその時はわかったつもりでも、後で思い返せない、こんなことも多いと思います。

 

当院のセカンドオピニオンでは、各治療のメリット、デメリット、入院なのか外来なのか、治療を決めるポイントなどを、それぞれの患者さん専用にレポートを作成し、お渡ししています。

 

治療後、万が一再発した後の治療選択についても言及した8枚程度の詳細なレポートできっと多くの方に参考となると思います。

 

前立腺がん、治療選択で迷う方は、ぜひ、お気軽にセカンドオピニオンご相談ください

ご希望の方は、お気軽にクリニックまでお電話ください 

 

佐々木クリニック泌尿器科芝大門

03-6435-7373

できればお電話は、夕方18時以降にお願いできますと幸いです。