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このニュースを見て、驚きと怒りを隠しきれませんでした。

「不登校、大半の責任は親」

東近江市長のこの意見には、私は全く同意できません。

子どもが学校に行けなくなる、行かなくなるのには、多くの要因が重なり合っている場合があります。
一言「面白くないから」という理由であっても、その内面には、学校や教育の問題、個別の子供の事情や心理的な問題、イジメ問題など、様々な要素が影響を与えます。

もちろん一方で一部の保護者には、子どもの学校に対する関心やサポートが不足している場合もありますが、それを一概に不登校の大半が親の責任とするのは不適切だと思います。


(小椋市長)「大半の善良な市民は、本当に嫌がる子どもを無理して学校という枠組みの中に押し込んででも、学校教育に基づく、義務教育を受けさそうとしているんです。」

「フリースクールが国家の根幹を崩しかねない」

大半の善良な市民が嫌がる子どもを学校に押し込むことで国家の秩序は保たれていると?
これらの発言は、国は公教育を守るために、フリースクールに対する財政支援をするべきではないという意見だと私は感じました。

公教育は何を守る魔法のランプでしょうか?

公教育がいつも同じで何十年も変わらなかった。
無駄な反復授業も多く、テスト、テスト
夏休み明け含め膨大なテストの丸付け。。

最大公約数が分からない、因数分解が分からない、それはダメなことなのでしょうか?
正直、生きていく上でそんなに重要なことですかね?

勉強って、親や周囲の人を喜ばせるためにするものでも、公教育の根幹を守るためのものでもないと思うのです。


不登校のお子さんの
「学校という閉鎖的な世界」が合わなかったのだとわかった
という声

「その代わりにフリースクールに通わせましたが、たくさんの友達ができ、高校生になってからは良好な人間関係を築くことができました。」
という親御さんの声。

こういう凝り固まった意識が根付く中、めちゃくちゃ勇気ある決断をされたと思います。
賞状渡したいくらい素敵な親御さんだなと。

私自身も日本の学校に根を張る、軍隊のように右へ倣えの教育には疑問を感じています。
無理に行かせれば行かせるほどストレスになりました。

人にそれぞれ合う仕事があるように、子供にも合う環境や場所があると思います。
親の役割は、その最善の場所で子供が思う存分学べるようにそっと背中を支えることだと思います。



最後に検定試験についてです。

最近のニュースで英検の級数を増やす方針であることが話題に。

お金儲けやん。

世界に出たら英検何級なんて通用しませんが、しかし、中学受験では加点になるのです。
親の目は保育園から英検にロックオン!

英検準2級を持っていても会話ができない。。

もう1回言わせてください!!
英会話できないことが大問題

偏差値メジャーはもうんざりです。
詰め込み教育、記憶勝負のセンター試験、
なぜいつも同じような教育を続けているのでしょうか。
すべてはAIの時代になっていくことを考えるべきです。それがどのような社会に活用できるかが重要です。

私の娘は校則は守っていますが、ピアスや髪染めもしています。校則違反ではないから。
(たまたま、現在は髪は染めていませんが。)

あなたは議員でしょう?
公僕でしょう?
はい。
こんな私の印象は、もしかしたら選挙区では良くないかもしれませんが、それは誰のメジャーなのか。
他の人の考えを、家族の人生かけてまで押し付けられる理由にはなりません。


私は自分の子どものみならず、世の中の子どもたちには、この時代において本当にやってはいけないこと、犯罪や教育リテラシーを学び、関心のあることをしっかり調査研究したり、自由に生き生きと成長してほしいと思っています。

それを公教育で実現できるようにしたいです

と、語るのが今の時代の政治家では?

夢を語り、それを実現させたい!

そして先ほどの東近江市長、ビジネスクラスでの移動については私は問題ないと思います。
公務での長時間の移動は、高齢になるにつれて身体に大きなダメージを与えます。
それよりも、しっかりと世界の教育を視察していただきたいです。

現場で頑張っている先生たちが、もっと自由な教育を実践できるように、首長の皆さん、教育委員会の皆さんが力を合わせ、教育後進国にではなく教育先進国になれるよう頑張りたいです!!