令和3年4月14日開催の大阪府新型コロナウイルス対策本部会議において、学校園に対し、部活動や一部授業の制限の要請が出されました。

 

「大阪モデル」レッドステージ(非常事態)2へ移行するとともに、まん延防止等重点措置期間(令和3年5月5日(水曜日)まで)における緊急の要請です。

 

 

 

 

テレビやネットでは「部活動休止」の文言だけが大きく取り上げられ、中には「補償をしなくていい学生を締め付けて対策をしているアピールにすぎない」というような批判的なご意見も見受けられました。

 

子ども同士は感染しにくい(親からの家庭内感染がほとんど)、若い世代は感染しても無症状か超軽症、従来株ではそういった傾向が強く、この一年のコロナ禍でその意識は広く根付いていると思います。

 

ですが今回大きく拡大している変異株は、

 

 

「子ども同士での感染」

「今まで重症化しなかった若い世代にも重症化のリスク」

「従来株に比べ強い感染力と重症化率(重症化するスピード、回復までの時間)」

 

 

このような傾向があるのではないかと言われています。

現実に、春休み中もクラブ活動でのクラスターが数件発生しています。

子ども間で感染があれば、ご家族に拡大し、お父さんお母さんの世代でも重症化のリスクが懸念されます。

 

今回の急速な拡大は、今までとは様子が違うということは皆さまもお感じになられていると思います。

 

 

 

 

 

 

 


 

たしかに子供たちにとって、部活動も含め学校生活は心身の成長・健康にとても大切なものです。

前回の全国一斉休校では、期間も長く、大きな副作用がありました。

また、あのような大きな措置をしないためにも、今感染リスクが高い活動を一時休止して、子どもたちとご家族を守りたいという決断です。

ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

また、感染拡大により不安を感じて登校しない児童生徒等については、授業の様子を家庭に送信する形態のオンライン学習を実施して、児童生徒の学びの保障を行います。

 

 

大阪市立小学校・中学校・高等学校に通う子どもたちを対象として、LINEを利用した相談窓口も再開しています。

悩み事はひとりで抱えないで、気軽に相談してください!

 

 

 

 

 

そして

 

 

大人の皆さま!!

 

 

子どもたちも我慢をして頑張ってくれるのです!

不要不急の外出を控えて、飛沫の飛び交う行動はしないようにしましょう!!