こんにちは!

 

佐々木りえ事務所でインターンをさせていただいている大学生です。

 

 

 

今日は、後援会の方などに貴重なお時間を頂いて、『30年後の大阪市をよくするための政策』をプレゼンしました。

 

私たちがプレゼンした政策は、『カスタマイズ給食』です。

 

 

 

突然ですが、みなさん【学校給食法】をご存じですか?

学校給食法とは、児童の食育を目的とした法律で、簡単に要約すると以下の七つの目的が設定されています。

 

①    栄養を摂って健康になる。

②    正しい食事習慣を身につける。

③    学校を楽しい場にする。

④    食事に感謝する。

⑤    食事は様々な人の活動によって得られることを知る。

⑥    日本の食文化を知る。

⑦    食事になるまでの流通過程を知る。

 

つまり、栄養を摂るだけでなく、食事に感謝することや楽しく食べることも給食の重要な要素といえます。

 

しかし、これらの目的は、今守られていないように感じています。

 

2019年のNHKの取材によると、給食の指導によって体調不良や不登校になるケースが報告されていて、給食の完食指導によって心と体のバランスを崩し、病院で治療している子どもが何人も存在しています。

また、アレルギーに対する教員や同級生らの理解不足から、本来健康を維持するための給食で死亡事故も起きてしまっているのです。

 

これらのことから、わたしたちは一人一人に合った給食を作ることはできないのだろうか、と考え、「カスタマイズ給食」を提案することにしました。

 

 

 

カスタマイズ給食とは、生徒たちが自分自身にあった給食に自分でカスタマイズできるという給食制度です。

ただ自分の好きなものだけ食べるという制度ではなく、AIによってきちんと栄養が管理された複数のメニューから選択するというものです。

 

カスタマイズ給食を通して、わたしたちは多様性を学んでほしいと考えています。

 

子どもたちが自分の体や健康にあわせ、それぞれ違う量や食材の給食を、自分自身で選んで食べることで、人はみんな違うのだということを学んでほしいのです。

 

30年後の大阪市では、多様性を認め合える子どもたちが活躍していることでしょう。カスタマイズ給食はそんな社会の第一歩になる政策であると確信しています。

 

 

 

このブログを読んでくださったみなさんにも、少しでも給食制度について考えていただければ嬉しいです。

 

改めて、本日貴重なお時間をいただいて発表できたことを本当に嬉しく思います。

後援会の皆様には、拙いプレゼンではありましたが、とても真剣に受け止めて頂いて、たくさんのご意見や激励の言葉を頂きました。ありがとうございます。

 

 

 

これからも大阪市の未来について考えながら、残りのインターン期間も頑張りたいと思います!

 

本当にありがとうございました!