今朝、移動中にサンデージャポンを見ていたら、最近ニュースになっている著名人のお子さまが相手の女性に暴力を振るって逮捕された事件が扱われていました。
前橋下市長が、DNA鑑定をなぜやったのか?血の繋がりが全てではない。今、不妊治療で子どもが授かることができなかった人、あるいは特別養子縁組などを進めていこうという時代に、血縁関係が全てではないはず。僕も義父を家族だと思っている。そう仰っていました。

ちょうど、朝食の時、たまたま主人とDNA鑑定の話をしていたところでした。
橋下さんの言葉のように、血の繋がりで人を判断するこの世の中に、私は淋しさを覚えウンザリしてしまいます。

何度も親の親権が変わったり、児童相談所の一時保護や施設を行ったり来たり。これではしっかりとした愛着形成なんて育めるわけがないと考えます。

うちにいる里子のRちゃんはいつもパーフェクトですよ。精神年齢は、我慢強さで判断すれば10歳以上相当。会ったことがある方は意味が分かって下さると思います。
しかし、そんな子どもはおかしいのです。よく出来て手が掛からないなんて。
そして、常に愛情を求めています。


この世の中、20代の生活保護世帯がどんどん増え、この生活保護が先祖代々受け継がれていく。そんな連鎖は終わりにしなければいけません。

教育は、テストで満点を取り最上位校、東大へ入学出来れば理想であり幸せの条件?…そんな教育はおかしいし、それだけで幸せになんてなれません。
こんな絵に描いたような理想論だけの教育も終わりにしなければいけません。

吉村市長が仰っている教育とは、生き抜く力を育てること。
子供たちが成長していく中で、必ず色々な壁にぶち当たります。その時に自分の頭で考え、乗り越えて行くこと、そして何事も諦めないこと。
失敗しても何がいけなかったかまた考え、再度チャレンジをするハングリー精神。こういった教育に今こそ、力を入れていく時代だと思います。

子どもは親を選ぶことができませんが、親は子に対して親権を持ちます。これまでこうした問題に目を向けてこなかった政治の責任は大きいと考えます。


*私は生活保護全てが悪いと批判しているわけではありません。本当に必要な方には支給されて当然です。