最近思うこと。
どれだけ私が思い悩んでも、願う通りに事が進まない。私には何も決める権限はないから。でも、だからこそ権限のある機関には、私の思いを、ほんの少しでも酌んで事を運んで欲しい。
その制度を関係機関へ働き掛けるのが私の仕事です。
ただ、果たしてどこまで踏み込んでいいのか?それも、正直分からない。

何のことか?

私の最近のブログに目を通して下さっている方々は、何となく分かっていただけると思います。里子のRちゃん。
きっとこれからも同じことの繰り返しの運命が待っているでしょう、このまま彼女を取り巻く周囲の何かが変わらない限り。そうならないように、私も努力していますが。。。難しいです。

話は少し脱線させますが、今、大阪市では子どもの貧困問題が重要懸案事項として挙げられます。小中学校の子どもたちには全員給食が実現しましたが、貧困問題に絡めると、1日の食事がその給食のみというお子さんも中にはいます。
この給食導入については、親の手作りによる愛情弁当であるべきなどとかつて猛批判されました。しかし、給食には、子どもの成長のために管理栄養士の手による栄養バランスに優れた献立を提供出来るとか、お弁当格差で子どもが嫌な思いをしなくて済むなど、種々の大切なメリットがあります。時間の余裕のない共働き時代にとっても大変ありがたい施策です。
この学校給食の施策一つとっても色々なお子さんがいて、先ほどの1日1食の子を全員救えるかといえば救えないと思います。学校給食はあくまで学内に居るときの昼食の話であり、家庭内での残りの二食について考慮されたものではないからです。

里子のRちゃんの件も、一体どこで線引きをすればいいのか正直分かりません。本来の家庭の領域事項は一切、里親である私たち夫婦は手出ししてはならないのか?ならば本当に実親が為すべきことを為して下さるのか?私たちとは違い実親であるという地位を有しているというだけで?

実親による養育が子どもにとっては1番なのは当たり前。でもそれは、私たち里親夫婦のRちゃんに対する愛情なんぞ吹き飛ばすだけの無限かつ無償の愛が、実親にあってこそではないでしょうか。
私たち夫婦がそれを全く感じられない。このままRちゃんを当初の約束通りの期日に親元へ再び委ねることが、不安で不安で仕方がないです。

情が移って手放したくない、そんなある意味シンプルな話なら、私たちの気持ちの問題でお別れするのは当然、里親としての使命です。でも、私たちの思いの本質はそのようなレベルのことではありません。


いつも大きなベッドの隅っこで寝る2人。笑

あー気持ち切り替え、今日もお仕事、お仕事
娘たちに叱られます🤭

昨日、最近事務所の雰囲気がいいと、住之江のお父ちゃん、お母ちゃんに仰っていただき、また、違うお母ちゃんからは、電話で、「りえちゃんに頑張ってやーと伝えといて」と頼まれたのよと仰っていただき、嬉しい気持ちで頑張れます💓