今回の衆院選では、後援会を初めとする皆さまに応援して頂き、全国的に自民党が圧勝している中、大阪では自民党の比例票が互角、心より感謝申し上げます。

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選挙に負けたとき、例えば党首があんな発言をしたからとかあの議員のスキャンダルのせいでとか恨み節が飛び交います。

私もかつての東京での選挙の落選時も、全く同じ条件の下でも、私以外に日本維新の会の看板を掲げてしっかりと当選されている方はおられました。

つまり、結果を含めて全ては自分との闘いであり、落選したのも自分の責任です。私の経験からも、そう言い切れます。


さて、今回の衆院選は、私にとっては堺市長選のサポートからそのまま継続するものでしたから、8月からの丸3ヶ月以上の長い戦いとなりました。間もなく3歳を迎える娘のこともあり、生活も精神もかつてないほどにいっぱいいっぱいでした。 ‎

そのため、SNS更新が疎かになり、自分の思いを発信することが出来なかったのが、残念です。


ちなみに、今回の維新の会の争点は、『消費税増税をする前にやるべきことがあります!』でした。あおやぎ仁士候補も仰っていた通り、増税しても財政再建はできません。それは事実です。

私が初めて衆議院選挙に出馬した2012年、国の借金は940兆円でした。しかし、今や1071兆円を超え、更に毎年34兆円ずつ増え続けている状況です。

皆さまご存知ですか?消費税率を1%増税して2兆円、2%増税しても4兆円しか確保できないことを。もうこの時点で増え行く借金を賄えないことは明らかですね。借金をもうこれ以上増やさない努力が全くなされていない以上、現実的な増税では借金をゼロにする計算はいつまでも成り立たないのです。

よく演説で、大阪で出来たことを国政で!という話をさせて頂きます。すると、国政には通用しないと言われます。でも本当にそうでしょうか?

家の家計も地方も国政も同じだと私は考えます。収入を簡単に増やすことは無理な以上、無駄な出費を減らし、限られた予算の中で借金せずにやりくりする措置をするなど、誰もが昔からそういう思いで家庭を維持して来たはずです。

なのにどうして、国はそんなことをしなくていい、赤字国債を発行して返済は先延ばしにしてあわよくば次世代に任せようと言えるのでしょうか?

もうそろそろ、子どもでもおかしいと分かる、借金の積み重ね・増税ありきの政治は終わりにしなければいけません。


あるいは、長年、日本に尽 くし、何百万何千万と納税し、国民年金保険料を長年に亘り納め、将来の老後は安泰ではないどころか不安だらけで、なのに国民年金は2ヶ月で振り込み額は11万円、1ヶ月にすると5万5千円。片や生活保護支給月額13万5千円&医療費無償。おかしいですよ(もちろん本当に困っている人は別です)。


国会議員の給与、歳費はそのまま、行財政改革は行わない、税金使い放題、天下りし放題、お金に困ったら国民からお金を取る。まるで政治家天国ですよ。

そんな政治家の幸せが国民の皆さんの幸せですか?国民の皆さんの幸せこそが、政治家の幸せです。


選挙の時だけ耳障りの良いことばかり定型句のように繰り返すのが政治家の仕事ではありません。どう実行するかだと思います。


今現在、選挙に行ってる割合は国民2人に対して1人です。もっと投票率が上がれば、もっともっと結果は変わっていたはずです。もちろん、離合集散を繰り返す野党群にもううんざりして、もはや何らの魅力を覚えないのが有権者であることは分かっている上で、敢えて申します。


皆さん、日々の生活がいっぱいいっぱいだとは思います。それでも投票という形で、ご自身の政治的意思決定をして頂きたいのです。なぜなら、いくら拡声器を用いて国会の前で大声で叫んでも、議会まではその声は通らず何も変わらないからです。

議員にとって一番怖いものは、そんなことより何よりも選挙です。ですから、皆さまの1票で議員を常に見張り、しっかりと次回の議員 候補者も 選別して下さると幸いです。