今回の衆議院議員総選挙ですが、皆さまには是非投票に行って頂きたいです。

かつては一部の方のみにしか与えられていなかった選挙権は、市民運動により勝ち取られた、私たちに与えられた数少ない、大切な権利です。国民が政治への発言権を最も発揮できるのは、投票という行為をおいて他にないからです。

ネットの掲示板でどれだけの政治批判やアイデア提供を市民が行っても、それ自体を現職議員が目にし、今後の改善のために議会へと反映させることは、ほぼないのではないでしょうか。だからこそ、支持しない議員候補の足をすくい、あるいは支持する議員候補の足を支えるという、議員にとって一番の利害が関わる選挙の場面で、私たちの投票が、重要な意味を持つことになるのです。

さて、2年前、私が衆院選に出馬したとき、各党は議員定数削減をするといい、民意を問うと今回のように大義名分を掲げ、突如解散しました。
その後、自公連立政権は、最高裁からもNGを突きつけられた1票の格差是正のために、たったの5議席を減らしただけ。与党パワーで、議員定数削減や選挙区の割り直しなど、本来は簡単にできるはずなのに。

消費税だけは、順調に5%から8%へと。景気が回復したから10%増税は1年半延期しましたって?おかしいですよ。
なぜ、私たちだけ増税になり、国会議員のお給料は、元通り。25万も上がっているのでしょうか??
東日本の復興が終わったから、上がったのでしょうか?被災者・被災地域の方々にとってはあの3.11の惨劇の日のまま、まったく時が止まってしまっているのに、議員たちは自分たちの保身ばかりでうんざりです 。

私は、皆さんにも考えて頂きたいです。何が正しいか?
橋下代表が、維新の会のメンバーが、一生懸命この日本を変えたいという、本当にその思い1つで生きていることを。
橋下代表にとっては、本来の弁護士としての使命を果たし、タレント活動を行い、好きなお酒を飲んで、奥さまと7人の子供と楽しく暮らすという、ごくごく一般人も望むような生き方の選択肢もあったはずです。
でもこのままじゃ、本当に日本はダメになってしまいます。その思いに駆り立てられ、橋下代表は大阪維新の会を立ち上げたのでした。

確かに、旧日本維新の会、大阪維新の会でも維新の党でも、同じ仲間だと思っていた方々が、橋下代表と袂を分かち、出ていかれました。
皆さんそれなりに理由があると思いますが、中には、単に自分の議員バッヂを守るためだけに出ていった方も。
最初は、悲しく!なんで?と思う時もありました。
しかし、そのときどきで初志を守っている方が最後まで残っていなければ、日本を変えたいという大きな改革は、果たせるものではないのです。

当選したい、職業、ビジネスとしてやりたい、そういった方も大勢いらっしゃると思います。しょせんは就職活動なんでしょ?と、かつて私が出馬したときに有権者の方々から言われたこともあります。
しかし、私は、維新の党は、この日本を本当によくしたいと真に思える方ばかりが、今は残っているのだと確信しています。

ちなみに、夫から最初、本当に当選して議員になりたいなら、夫の職業も考えると、維新の党ではない自民党から公認を頂く手段を考えた方がいいと言われました。
しかし、それでは、私にとっては意味がないのです。
夫婦で何度も話し合いました。今では、私の気持ちをきちんと理解してくれているのが幸いですが、夫ですら、初めは、私をとにかく議員にさせることだけしかイメージ出来てなかったみたいです。

私は、他ならぬ維新の党の理念に感銘を受けたからこそ、ここまで頑張ってこれました。橋下代表の、ブレない現実の実行力を見つめてきたからこそ、この代表の理念の息づく大阪維新の会の所属メンバーとして働き続けたいと願っています。

諦めたらそこで全てが終わり。有名な漫画のセリフや、歌詞その他で、珠玉のように輝き続けるこの言葉が、私は大好きです。
私も、今自分ができることを一生懸命頑張ってやりたいのです。
未来のお子さま、お孫さまのために。

どうか、皆さまの貴重な1票を無駄にせず、志を持った議員候補や政党が、今でも確実に存在することを頭に思い浮かべながら、投票用紙に、夢や希望を託して下さい。