今日は、朝から実家に帰省するため、徳山に向かっています。
徳山で主人と待ち合わせなのですが、遠いです(*´ェ`*)

さて、最近よく法人税が引き下げられるいうニュースを耳にします。企業の営業活動を促し利益を高める上では、経済界からすれば一見、この法人減税は素晴らしいことのように受け止められそうですが、この法人減税によって失われる税収を埋める財源は、一体どこから来るのでしょうか?
甘利大臣からは税収の上ブレをあてにすると、こういう軽い発言が、年金100年安心プランという、大嘘つきの虚像が出来上がる根源だと思います。
自民党税制調査会の法人税改革案によれば、課税ベースを拡大する一方で税率を引き下げるという理念の下、具体案の検討段階に入っているとのことです。現実に法人税を軽減した上で他の財源から税収も十分に確保出来るというのなら、広く一般国民の生活に密着する消費税率10%化は中止して頂きたいところです。そもそも、今回の消費増税は、本来は社会保障制度を守る目的に基づくものものではなかったでしょうか?経済界にとって覚えの良い法人減税の補完のための財源として消費増税が結果的に使われることになるとするならば、これこそ本末転倒です。
働き始めの20代30代の方々が、将来の人生設計をする上で確かな年金プランを知りたいと望んでいることが最近ニュースでよく耳にします。健康で元気な高齢者の雇用を促す一方、75歳からの受給開始などというプランも?
ちなみに、この田村厚労大臣の、(個人の任意での)75歳年金受給開始論では、年金は支給開始時期を遅らせることで若いうちからの少額受給ではなく本当に必要になってから高額受給を受けられるという制度がクローズアップされることになりました。ですが、人の終期はいつ来るか分かりません。受給を待ち続けるのはなかなか勇気が要ることかもしれませんね。
皆さん、何かに投機的に投資されるときや、堅実に銀行預金をするときなど、運用実績や満期、運用後の予想残高など、必ず確認されることでしょう。ところが、私達の義務である国民年金月額15,250円はどのように使われているかご存じですか?汗水垂らして働いて納めた納税額の使途を、完全に把握されているでしょうか?
国を当てにするだけではいけないことをもちろん分かってるからこそ、日々皆さまは、家族のため、会社のため、国のために働き納税もされていることと思います。だからこそ、国には透明性を明らかにし、本当に必要なことのためだけに税金その他、国民からの強制徴収を義務付けた金銭を使って欲しいと切に願います。
昨今、毎日のように報道されている集団的自衛権に関する論議も、確かに大切なことです。間もなく戦後70年を迎えようとする今、国際協調主義をも謳う現憲法の理念の下で、自衛隊という組織や防衛力のあり方について、憲法制定時とは事情が変わってきているのも事実です。
しかし、国家の構成員である国民の老後を守れない国が、日本国を守ることができるのでしょうか?もっと国民の生活に密着したプライオリティの高い懸案事項が山積しているはずなのです。
安倍首相には、日本国民全員の父であり、子供である国民の味方でいて頂きたいです。自民党という一大勢力は、国民のための存在でなければならないのです。
ところで、最近、我が家では、生命保険会社のかなり高額な養老保険プランに加入しました。本当に、30代前半のこれからという世代にして、既に老後の心配と対策を真剣に考え現実に出費を始めないとならないなんて、本当に悲しいです。住宅ローンもたっぷり残っています。
私は、選挙に落選して何度も心が折れました。私の選挙演説でも一貫して発言し続けた内容は、単なる理想論と皆さまには一蹴されるかもしれません。でも、諦めたら終わりなんです。何もしない前から諦めて現実に押し潰されるより、私はまだ見ぬ理想論を掲げて現実と闘い続けます。
最後まで諦めず、おじいちゃん、おばあちゃんにも安心して暮らして頂き、子供たちには、日本で産まれてよかった!そう思ってもらえるような国になるといいな。
そんなシンプルなことが、でも実は果たされていないのですよね。。。