こんにちは。
フルート歴30年★
フルート講師・フルート奏者として横浜で活動する佐々木ふみです。
「楽譜には、あまり書き込まないほうがいい」
そう思っていませんか?
私は、『楽譜にどんどん書き込む』派です!!
そして生徒さんにも、どんどん書き込むことをおすすめしています。
だから、ドレミ、ここで息を吸うという記号、運指の番号などなど、情報や計画が書き込んである楽譜を持っていらっしゃる方が多いんです♩
どうして書き込みOK派かというと、
フルートって演奏するとき、
同時に複数のことを考えているからです。
例えば、こんなこと。
- どこで吸うか
- 音がでる条件は揃っているか(角度、位置、息をあてる方向など)
- どこまでをひと息にするか
- 苦手な指使い、音の組み合わせはどこか
- シ♭をどうするか(何通りか方法がある)
- 楽譜の基本情報(長さ、ドレミなど)
ここに、
スラー(どこまでを1かたまりで吹くか
スタッカート(短い長さで明確に吹く)とかの指示を考えたりしていきます。
そう、
「この曲吹きたい!」と思って理想通りに吹くには、
いろんな作業が必要です。
それを考えながら吹くのはとっても大変・・!
だから、あらかじめメモしておくことで
『安心』して元気に演奏できるという訳です♩
目的は、楽譜をきれいに取っておくことではなくて、
あなたが思い通りに吹けることです。
そして嬉しいことに、永遠に色々書き続ける・・
なんてことにはならないのでご安心を。
上達するにつれ、だんだん書かなくなっていきますから。
書き込みが多いのは、初めてのフルートに対して、
今のあなたがそれだけがんばっている証拠です♩
どうやって書いたらいいかわからない、
そんな方は、そっとご相談くださいね♡
それでは、またー!!