今回は、少しテーマを変えて、土地と神様についての話です。
先日、Yahooで下記ニュースを見つけたのですが、数年前から危惧していたことが現実化したような印象を受けました。
さてさて土地とか、土とか大地の話。
神秘学的な解釈では、地球や地エーテル、地の四大元素霊(精霊)あたりの話になります。
数年前、日本各地の神社を巡礼参拝していましたが、その中で、とても印象的だった、とある一之宮の神社。
一之宮とは、その地域のTOP神社なのですが、どうにも雰囲気がおかしいのです。
年季の入った社殿とは裏腹に、やけに浮ついた空気、参拝者がいるのに、その前でガンガン工事する無神経さ…しかも、邪魔だから早く帰れという視線が痛い
お祭りが近々あるらしいので、その準備に忙しいのでしょうが、遠方からの参拝者たちも引くような雰囲気でした。
どうにも違和感を感じたのですが、徒歩圏内で山宮があるようなので、そちらに足を延ばしてみました。
果樹園混じりの住宅地を通って行ったのですが、土地の様子も何か変。
切り崩した斜面が多く、側溝の水流がやたら激しいし、水もえらく濁ってまるで泥水のよう。
造成中の空き地も、ボロボロと土が端からこぼれ、景色はきれいなのに、どこか荒涼としている印象がある。
大小を問わず、あちこちで土砂崩れを起こしているんですよ。
かつて立ち寄ったマレーシアの街で見た光景に似てました。
それは、スコール後に、無秩序な水流が町中に溢れかえって、表面の土ごと押し流してしまうような光景。
現地案内の人は、「治水が良くないんですよ」と苦笑してました。
あのむき出しの土のにおいー
どこか、ピリッとする危険なにおい。
それが、一之宮神社周辺の土地にそっくり。
でも、ここは日本、しかも神聖であるべき土地のはず。
しばらく行くと、森の中に入りましたが、その森も変。
土の腐ったようなにおいが漂い、虫が多く、小川は流れてはいるものの、枯葉や倒木で荒れ果てている
木々の幹はどれも細く、葉も光沢を失い美しくない。
全体的に栄養不足な感じ。
山道も湿って、しっかりとしていない。
すぐに山宮を見つけましたが、こちらも荒れてるイメージ。
そこでピンと来ました
この地域は、もともと土砂崩れや地滑りしやすい地質なのかもしれない。
それをこの土地の神様らしき存在が今まで守っていたのでは?
しかし、今(数年前ですが)は違う。
ご神力が非常に弱まっているか、すでに神様はいないかもしれない。
それほど見放された感がある。
原因も何となくですが、見えてきました。
無理やり大道路を通し、周辺を開発したからではないかと思います。
(もちろん個人的な見解で、確証はありませんが・・・)
大道路を建設すると、必ずしも神様がお怒りになるとは限りませんが、神様が十分納得されていない場合が、多々あります。
人間と自然
人間とと神様、自然霊、精霊
何故なら、そこからたった数キロ離れた地元の神社は、とても良い気に包まれていましたので。
この落差にはホントに驚かされました。
実際、帰宅後に調べたら、やはりその一之宮一帯は地滑りしやすい土地のようです。
このように、参拝には行ったものの、諸事情によりブログに書けなかった神社がいくつかあります。
その中には、か細いご神木の一部が腐って、ハエがたかっていた神社もありました
割と名のある関東の神社で、かつては遠くからも参拝者が訪れていたような神社です。。。
日本の場合、基本、その土地の神様がその土地を守ります。
それは、単に土地だけでなく、そこに住まわう人間や動物たち、全部を含めます。
土地神様、土地(地域)に鎮座する神様という形になっていますが、要は、自然霊と人間との関係、契約です。
契約とは西洋の概念のように聞こえますが、お祀りします、お供えします、末代まで〇〇をしますから願いを叶えてください!というのも、契約です。
神様(自然霊)を土地に縛り、人間が土地に縛られる関係。
いいか悪いかは別として、世界的には特殊な形態のようです。
話しがややこしくなるので、詳細は省きますが、神様イコール自然霊(精霊)とは限りません。名称も正しくないかもしれませんが、ここでは、とりあえず「神様」と呼ばせて頂きました。
土地そのものは、まさに四大元素でいう「地(土)」です。
地は地球を現わす元素であり、地質に現れるものはエーテル。
既に、地球の水(海や川)や空(大気圏など)もおかしくなっていますが、地への影響は直接的に甚大です。
それが冒頭で触れた、土がどんどんパサパサ化していることに関連しています。
→ 続く